白樺峠

■白樺峠

 分不相応ながら、タカの渡り観察会に参加してきました。得るものがたくさんありました。
 支部長のことが書いてある本を偶然にも読んでいたので、これも下にアップする。
タイトルをナスとアケビと間違えて伝えてしまった。申し訳ありません。

 http://tsuenich.web.fc2.com/20150927blog.html

■「アケビと道草」(宮川真清著、文芸社、2014年)を読む。
 本のボリュームも多いが、県内の方なので書いてあることが分かるので面白い。
「権力に慣れると、善悪の判断がつかなくなる」
「社会は豊かに、個人は質素に」(土光敏夫
「ちりぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ」(細川ガラシャ
「美酒が国をダメにし、自らも身を持ち崩すことになる」
「おごりたかぶらずということになる。よく月を見て反省します」(小渕恵三
「お金をなくすこと それは何もなくしていない 勇気をなくすこと それはすべてをなくすことだ」(ゲーテ
「学は思うことに原(もとづ)く」
「四神は、春夏秋冬と青赤白黒の四色をも表している。青竜は春(あお)、朱雀(すざく)は夏(赤)、白虎は秋(白)、玄武は冬(黒)だ。四季の異称を『青春』『朱夏』『白秋』『玄冬』とするのはここからきている。」
「動機はボクの将来に対する唯ぼんやりとした不安である」(芥川龍之介
「記録は破られるためにある」
「ビワの花咲く冬のころ」
「利賀の栃の木(トチノキ)」
「人前では〜『奥さん』と呼ぶことにしている」
「ローマ字表記は『KIOSK』。トルコ語で『あずまや、売店』の意だ。」
「『ダラめ』。富山弁としては相手を罵倒する最高の悪口〜」
ユニクロ・・・ユニーク・クロスィング・ウェアハウス」
カタクリは深さ五、六十センチの地中に根を張っている〜」
「フキの葉や根は打ち身に効く」
「鼓草(つづみぐさ)=たんぽぽは富山で生まれた語という。」

日本鳥類保護連盟の富山支部長の話がP230、P231に出ている。
「梅は三毒(食物、水、血液)を断つ」
カッコウが鳴くと梅雨が明ける」「ネムが咲いたら梅雨も上がる」
「土用は季節の変わり目のことをいう」
「長生きしたけりゃ富山へおいで、うまい空気に水がある」
「人は何を食って生きてゆくのか、道草を食って生きてゆく。道草こそが、人が生きていくうえで最良の滋味あふれる栄養源である。」(赤瀬川隼
糸瓜(へちま)の訓読みはイトウリ。イをとるとトウリとなる。トウリのトは『イロハニホヘトチリヌルヲ』のヘとチの間にあるからヘチマ。」
「ホヨ(寄生)はヤドリギ(宿り木)の古名である。」