拾い物

■拾い物
 朝から体調が悪い。日を追うごとにしんどくなっている。これが加齢というものか。こういう状態では来週火曜日からの計画も変更しなけれならないかも、念のために代替案を検討することにした。
 朝方は曇りであったが、気温は低かった。頭の黒い鳥情報が入ったので、家人を送り届けた足で太閤山ランドへ向かう。30分ほどで到着したが、火曜日は休園になって入れず。
 そこで、近くの会社のそばまで向かう。何の会社か分からないが、新しい会社のようである。

 空き地にはひばりが騒がしい。路肩に駐車し、2往復程したら、変わった鳴き声が聞こえたのでカメラを向けたところ、モズであった。

 まあ、いい散策をしたと考えればいい時間を過ごしたと帰ろうとしたら、頭が黒っぽい鳥が来た。レンズを向ける前から鳴き声でセキレイと分かる。
 セグロセキレイであった。まあ、確かに頭が黒いけど、お目当てではない。

 昼はどうするか。どうも今日も外食の気分ではない。帰宅すると、夕飯用のクラムチャウダーが、いったい誰がたべるのだろう、と思いたくなるほど大量に作ってある。これで、明日も明後日もおかずが確定した。ここで、チンとひらめいた。
 スパゲッティーを150g茹でて、クラムチャウダーを掛けて食べたら、何と旨い。ちょうどスープスパゲッティーのようである。正解であった。スパゲッティーの麺は買い置きが必須になった。
 昼食後は、だやかったが車を置いて図書館まで歩く。歩き出しはひざが痛いが、歩くと直る。ちょうど、バス停の前に来た時に、何やら落ちている。拾うと、定期券入れで中にカードが二枚入っている。
 10mほど戻って警察に届けた。最近、落し物が増えているという。今回も、謝礼など一切不要とした。名前も書いてあったので、直ぐに戻る事だろう。
 図書館からの帰宅後ゆっくりと湯船にお湯を溜めて風呂に入る。昼間は明るくていい。少し戸を開けて露天風呂気分も楽しむ。
 今日は、一銭も使わなかった。こういう日が続いてくれると老後は過ごしやすいのだが・・・。

■「鳥ってすごい!」(樋口広芳著、ヤマケイ新書、2016年)を読む。(その1)
ハヤブサ〜獲物を狙って上空から急降下するさいの最高速度が、時速380km以上〜」
「〜もっともゆっくり飛べる鳥はアメリカヤマシギ〜時速8kmという記録がある。」
「流性ガス交換とは、肺の中で空気と血液が逆方向に流れながら、血液が空気からより多くの酸素を取り込むことのできる仕組みだ。」
「キツツキがイタチを背中にのせて飛んでいる。」
「全世界で約一万種の鳥がいる〜」
「〜ハチクマがスズメバチ類などの巣を襲う〜」
「蟻浴〜煙浴〜」
「換羽は多くの場合、繁殖が終わった夏から秋のはじめに行われる。」
「人になくて鳥にあるのは、紫外線域〜近紫外線域の色覚だ。」
「構造色とは、異なる波長の光が体表面の微細構造によっていろいろな程度に反射、増幅、干渉、吸収されて生み出される色だ。」
「雌雄の外見が極端なまでに違っている鳥には、一夫多妻制や乱婚の様式で繁殖するものが多い〜」
「口はくちばしの内側になる。」
アオゲラ〜長く伸びる舌が幼虫を引き出すのに役立つ。」
「〜カワアイサミコアイサなどは魚食性。」