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■男の料理教室(二回目)
 今日は料理教室である。家人が出勤日なので送って行った後、そのまま会場に入る。すると、4人欠席とある。全員体調不良だそうだ。そこで、急きょ抽選で漏れた人にも連絡を取り臨時参加になった。
 今日のテーマは出汁の取り方であった。

 まずは、実演である。水1Lにトランプ大の昆布2枚を一時間ほど付け置きしておく。そして、沸騰したら火を弱めで昆布を引き上げ、盃一杯の水を足し、カツオブシを20g入れて、しばらくしてから濾す。
 注意点は蓋をしないことである。全員で一番だしを味見させてもらった。
 次に2番だしである。一番出し後の昆布とカツオブシを入れるが、水は半分の500ccにする。これは、煮物などに使えるという。
 続いて講義である。うまみ成分について
 グルタミン酸・・・・・昆布、トマト
 イノシン酸・・・・・・カツオ、煮干し
 グアニル酸・・・・・・干しシイタケ
 コハク酸・・・・・・・シジミ、アサリ、カキ
 今日の自分の担当は主菜である。
 薄口しょうゆは減塩ではない。塩は沸騰してから入れる。
 タマネギは繊維に沿って切る。
 まず、魚であるが三等分しなければならないが、なかなかちょうど三等分できない。大きい小さいが出来てしまった。
 パプリカの切り方について、全員集合があった。昨日、別の会場で指を切った人がいたので説明するという。
 半分に切って種や綿を取り、叩いて平たくする。

 それから、裏返しにして切る。

 タマネギは繊維に沿って切る。
 さて、主菜、副菜、汁物が出来上がり会食である。

 これで、800円かとため息がでる。せいぜい300円ほどではなかろうか。
 全員から主菜について感想というかクレームが発せられる。辛いという。

 私はレシピと見比べながら分量を思い出していた。そして、原因は判明した。トウガラシを小さじ半分のところ、小さじ1杯いれたためであった。
 前回もそうであったが、額は汗だくで帰宅後もぐったり疲れる。緊張しているのかもしれない。
 家人より、洗濯物干しと風呂場の掃除を言われていたが、直ぐにできずになごなっていた。1時間ほど休んで辛うじて家事をこなす。
 そして、今日はダイコンの漬物を上げる日である。

 待ちきれずに味見したが、いい塩加減に昆布のうまみとトウガラシの辛さが混じり旨い具合に仕上がっている。これで、何日持つだろうか。
 昼寝対策でコーヒーショップへ向かうが、駐車場が満員で入れないので、マックドにする。100円コーヒーを頼んで活字を追う。昔のBGMがかかっていた。アース・ウィンド・アンド・ファイヤーのSeptemberがかかっていたが、これは9月に聞きたい曲だなあと思っていると、家人を迎えに行く時刻になる。

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 いい記事であった。