クラフト材採取

■クラフト材採取
 今日は天気が良かったので、カメラを携えて丘陵地へ向かう。冬鳥でも来ておればなあと思いながら目的地に到着した。静かな空気が流れている。あちこち歩いていると大きな大王松が見えたので、マツボックリを探すが見当たらない。帰ろうとしたが、隣にこれまた大きなタイサンボクがあった。そして、下に花の芯が落ちていた。
 来年の干支のイノシシはホウノキの花の芯を胴体で作るが、子供のイノシシのウリボウもいっしょにという話が上がっていた。これには、タイサンボクの花の芯を使うが、これまで見つからなかった。人の庭にもあったが、細すぎるので期待できなかった。そこで、親イノシシだけでと話がまとまっていたが、少しためらいが残っていた。許可を得て、採らせてもらった。20個は採れたので希望者は親子で干支を作ればいい。
 前回打ち合わせの時に、来年も来てくださいと予約を受けた。そして、その時も干支である。再来年はねずみなので、今から試行錯誤しなければならない。何せ、木の実などのクラフト材が採取できるのは、一年に一回この時期だけである。
 ミッキーマウスのようにするか、童話に出て来るようにするか、悩みは尽きない。

■「雨の匂いのする夜に」(椎名 誠著、朝日新聞出版、2015年)を読む。
「奥さんに先立たれて以来その日食えればいい、というような食道商いをしている」
ガンジス川はそれそのものが神であり、その水に体を浸し、水を頭からかぶりそれを飲むのが人生の最大の目的だったりする。」