雲空

■雲空

 キョウヨウもキョウイクもない。雨が降りだしそうな空である。風も強い。♪こんな日は あの人の真似をして、風に揺れる樹冠を眺めながらボーッとしているのがいい。昨日、子どもが使っていたスタバのプリペイドカードが見つかった。カードに残高を残したままカードを紛失することは報道はされないが多いと感じている。しかし、しっかりゼロであった。

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 風といえば先日の月山の強風は恐怖であった。自分ではあまりひねくれておらず真っ直ぐな人間だと思っていたが、真っ直ぐには歩けなかった。そんな中で思い出したことがある。後ろから歩いていたスキンヘッドの高齢者が、登山道から足を踏み外した。まあ1mほどの高さである。然し、そこには大きな岩があった。自分は呼吸を整えていたのて一部始終を見ていた。滑らせた足は右足で、そのまま回転するように背中から落ちた。そして、ゴーンという鈍い音がはっきり聞こえた。岩に頭をぶつけたのだ。同行者らしい人は、下山を勧めていたが、本人は何ともないと言い張って自分の前を通り過ぎて行った。表から外傷は確認出来なかったが、後から重症化しないだろうか。

 ♪この雲空 私には少し 暗すぎませんか~、とおすみは歌うが、こういう日もいいもんだ。

先日、庭仕事の注文を頂いたので、計画に盛り込むことにした。他の家のを見ると松の木も剪定されている。今の時期は駄目だと学校では習った。マサキやベニカナメモチはいつでもいいが、松や紅葉まで剪定されている。この世界も商業主義というのか、利益優先の効率至上主義がはびこっている。自分としては、お客さんがやってくれと言ってもやらないような態度を保ちたいものだ。

 雲空はいろいろなことを噴き出してくれる。さて、昼はどうするか。家にご飯は無かったので、おかずだけ作るという訳にも行かない。お粥の専門店を物色する。いずれ決別するのでスマホで調べる気はない。フェリオの6階の中国料理の店に昔はあったことを思い出した。しかし、このために駐車代を払うことは馬鹿馬鹿しい。歯の痛みは残っているが、鎮痛剤は残っていない。レトルトを温める方法、ご飯を炊いて作る方法、パックのご飯でお粥を作る方法といろいろなことが思い浮かぶ。どこかのファミレスでも似たようなものはあったが思い出せない。世の中の奥様方は毎回良く献立考えられると尊敬する。まったく大したモノだ。