選挙

■選挙

 寝苦しい夜であったが、まだエアコンのお世話になるほどではない。一晩中、扇風機を付けていた。自宅には扇風機が4台あるが使うのは2台である。適当に選んできたが、この扇風機はあまり涼しくならないヤツであった。交換するのも面倒なのでそのまま置いてある。

 朝、6時過ぎに自然に目が覚めた。真っ先にやることは、カーテンを開けて、窓を2箇所全開にすることである。そして、二度寝する。涼しい風に全身が包まれる。そして、記憶は遡る。この匂いは、昔嗅いだことがあるなぁと記憶をたどっていると、中学生の時の夏休みの匂いだと確信した。近くのお寺でラジオ体操をするため毎日通っていた時の匂いである。夏休みの課題は7月中に終え、遊び呆けたかな?と思ったが、友人と二人毎日図書館通いだった。

 そのまま、風の中で酔いしれていたら、いい時刻になった。まず家人と連れ立って投票に向かう。比例区では、‘’文字が小さすぎて読めない‘’と止めようかと思ったが、漢字の練習とばかりに書いた。思えば、真面目に投票したのは何年ぶりだろうか。今回の選挙はあまり力が入らなかった。マスコミの報道にも不自然を感じる。アンケートの結果と称し争点に年金問題が一番多く出ているが、絶対数として年寄りが多く、彼らは自分のことしか考えていないのでこういう結果になったのだろう。安全保障の話もあまり盛り上がらなかった。憲法改正自衛隊と記述することは何だかなぁ。やはり、ここは軍事力とか国軍とかにすべきだろうなぁ。まあ、かつて侵略した歴史があるので考慮する必要はあろうが、実体を言葉でごまかさない方がいいなぁ。そうすると、戦争になるという方がいるようであるが、まったく漫才より笑わせてくれる。帰りに出口調査で聞かれたが、はっきりと拒否した。何でマスコミなんかに協力しなければならないのか。しかし、何かくれるのなら応えたかも知れない。

 投票が終わってから、揃ってブランチである。近くのパン屋さんで食べる。

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 ケーキはフルーツ系が多い。自然に話題は果物産地へ行こうということになる。日帰りでもいいし、一泊してもいい。何せ四国のお遍路でだいぶノウハウが蓄積された。もも、ブドウが候補である。道の駅で半値程度のモノを箱買いするのである。

 午後から里山を散策した。ハグロトンボが飛んでいた。

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 木陰であったが、気温が高く全身汗だくになる。気休めの運動である。帰宅したらエアコンが入っていた。シャワーを浴びなごなる。

■「“読む”植物図鑑」(川尻秀樹著、全国林業改良普及協会、2007年)を読む。

「イワザクラ~花はハート型の花弁が五つ合体したような形~」

「マルミノヤマゴボウは花が直立したまま、ヨウシュヤマゴボウは下向きに下がる~」

「レンゲショウマ~大きな花を下向きに数個咲かせる~森の妖精」

「~フジバカマは葉は深く三裂しますが、ヒヨドリバナやヨツバヒヨドリは切り込みがありません。ヒヨドリバナの葉は対生でヨツバヒヨドリは輪生、サワヒヨドリには葉柄がない~」

「~エライオソームという物質は、オレイン酸等の脂肪酸グルタミン酸などのアミノ酸、ショ糖からなり~」

「スギの子葉は3枚、ヒノキの子葉は2枚」

「山に行くときは、必ず鉈を持ちなさい」

「貧乏な人とは少ししかものを持っていない人ではない。無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」