木と住まいフェア2019

■木と住まいフェア2019

 昨日に引続いてフォレストリーダーの業務である。今年は、連続というのが目立つ。

 朝から雨模様である。家人は早出であったので、このイベントに参加可能になった。今回も県の行事にフォレストリーダーとして参加する。会場は、小杉の木材研究所であった。

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 9時集合である。家人の職場から30分ほどの距離なので幾分早めに到着したが、ほとんどが来ていた。出し物は①鍋敷き、②椅子、③ウグイス笛の3種類である。来場者が多いので、14名の参加募集であった。

 最初に参加者に対する加工方法の説明がある。鍋敷きは、スギの板を電動糸鋸でキャラクターの型通りに切る作業である。椅子は、ひたすらくぎ打ちである。笛は何度もやっている。14名で担当割である。ある程度、希望が通るので自分は一番不得手な椅子を選んだ。

 材料が積み上げらっれており、一つの見本がある。

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 まず、自分で作れと指令が出る。自分で作れなければ指導など出来ない。そこで、トントンやる。そして、出来上がった品物は各自持ち帰るようにとのこと。

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 100組の椅子を15時までに消化することになる。雨が強くなってきたので、来場者は多くないと考えていた。しかし、直ぐに満席になる。

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 金槌の使い方の知らない方が多い。くぎを曲げてしまうと抜かなければならない。横にはみ出す人もいた。無我夢中で取り組んでいて、外を見て驚いた。椅子のコーナーには長蛇の列が出来ている。

 フォレストの中には、あまりの忙しさにいらだっている人や、曲がったくぎをそのまま曲げたまま埋め込んでしまう方もいた。駄目だろう!

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 100組の椅子は午前中で無くなってしまった。恐るべき来場者である。実は、椅子のコーナーよりも長い列の出し物があった。それは、どこかの団体がやっている机の組み立てである。自分も欲しいと言ったら、2万円くらいかかっているという返事であった。

 竹笛も途切れることがなかったようだ。

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 このイベントには昼食が出る。雨の降りしきる中、キノコ鍋をもらって弁当会場に向かう。キノコ鍋は大量の雨水が入って温くなった。

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 昼食後は、椅子が無くなったので、鍋敷きのコーナーの担当になる。幼稚園児の場合は100%こちらで加工することになる。親がおれば親がやるので注意点のみで済む。

 クジラの形は簡単であったが、パンダが両手両足を広げた形やイヌの形を持って来る人が多く、もう汗だくであった。糸鋸でVラインが難しいので、荒く切った後に、Vラインを両方向から切る様に指導する。自分でもかなりの数実施したね。

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 終わった後は、慣れない作業と立ちっぱなしということもあり、クタクタであった。

 帰路家人の職場に向かい帰宅する。