公園の樹木

■公園の樹木

 今日は青空のいい天気になった。こんな日は歩くに限る。朝食後、日向を選んで歩く。とりあえず、2kmほど歩いて、喫茶店で一服である。しかし、とんぼ返りしただけでは、規定数に達しないので、遠回りすることにした。公園経由で帰宅する。

 公園では目的があった。トベラの種子を拾いたかったのである。造園の試験で、トベラとモッコクの違いを問う問題があったことなど思い出す。

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 しかし、種子は落ちていなかった。いや、もっと真剣に探せば見つかったのかもしれないが、そこまでの情熱はなかった。しかし、しゃがんで10分ほどは探していた。

 公園の樹木を眺めながら戻ることにした。もう道路という時に、白い花が目に留まった。花はヒサカキにそっくりであるが、ヒサカキの花は春である。よく見ると葉の形も違う。調べてみると、ハマヒサカキのようだ。

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 おかげで、午前中に規定数に達した。今日はこのまま休息日にしよう。

 今年、うれしかったことの一つに実家の前庭のサザンカが花を付けたことがある。

昨年は小さな花1個だけであった。そこで、原因を調べて対処したら、いくつもの花を付けてくれた。植物と対話が出来たと思った瞬間でもある。こういう感性を磨いていきたいものだ。

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■「私のことならほっといて」(田中兆子著、新潮社、2019年)を読む。

「すべては夢だったのだ。」