試食

■試食

 なんか、最近身体に変化を覚えて来た。22時を過ぎるともう眠気が勝り、23時の声を聞くことも無くなった。そして、朝は6時前には自然に目が覚める。まあ、いいことなんだろうと何となく思っている。原因として思い当たることは、毎日の徒歩であろう。

 最近歩いていて、街も変化がある。新しい美容院が3軒開店する。喫茶店の後に何になるか期待していた店があったが、美容院であった。

 今日は家人が休みである。そういう場合は、午前中は車があるので、朝活と相場が決まっていたが、今朝は起きており、パンを食べたいとのたまう。大沢野のパン屋さんに行こうとサンダルを履いたが、スマホで営業日を確認すると第三日曜日が定休日になっている。そうすると、高原町の系列パン屋も休みの可能性が高い。それなら、赤田の近くのパン屋へ行こうと出た。しかし、車の中で、その近くの喫茶店ではどうかなどと話し合い、無料券が2枚あることが決めてでそこにした。

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 今日の予定は、近々三番目が帰省するので、いろいろ買い物をしなければならない。喫茶店の帰りにパン屋さんによると駐車場が一杯で辛うじて遠くに停めた。入店すると、空いている場所には人、人、人で数えたら30人ほど並んでいる。店の人に聞いたら毎日曜日はこういう状態だという。

 買い物をしてから、家人を図書館へ送って行き、昨日の手打ちうどんの試食準備を行う。この間の油揚げが一枚残っていたので、まず油揚げを調理する。味を染み込ませた方がいいので、これを先にする。

 続いて、昨日打ったうどんを煮込むが、10分以上茹でなければならないらしい。途中で硬さなどを確認しながら10分少しで上げて、水で締めて、湯通しする。出汁は、あらかじめ作って沸騰させてある。ネギも刻んで、盛り付ける。

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 問題は味である。うどんは、意外と腰があり、モチモチの触感でつるつる、シコシコが実現できた。まだ、改良の余地はあるが、初めてでこの程度ならいい方だろう。問題は、値段である。流石に14円では作れない。ウドンで30円もかかっている。でも、手打ちを味わえるのでここは妥協しようと思う。

 今後は、大袋で小麦粉を買って、しこしこ作って老後に備えたいと考えている。そして、炭を練りこんでブラックウドンも作ろうと、期待は膨らむ。やはり一番の問題は伸ばしのようだ。実家に餅をこねていた時の板があったようなので、確認していきたい。そうすると、もう少し薄くできるので、さらに触感は向上するだろう。無ければ自分で作ればいいだけだ。伸ばし棒の竹はいい塩梅であった。

 そうして、続いて蕎麦打ちを体験し、最後にラーメンで締めよう。締めのラーメンである。

■「きみの正義は」(水生大海著、文藝春秋、2019年)を読む。

「誰かを辞めさせたい、その理由。事情。」

「要らない人は要らない。」

「自分はこんなに物知りだ、そう言いたいだけ。」

「起きていないことを理由にすることはできませんよ」

「人を雇う以上、仕事を作らないといけないんです。」

フラリーマン~残業だと家族に告げながら、家に帰らずふらふら街を回遊するサラリーマンたち。」