大乗悟山

■大乗悟山

 天気がいいので軽い山へ行こうとなった。登山というよりも散策の方が近い。しかし、この山は人気なので今日あたりは”蜜”が予想される。いつもの4人で登山口に着いたものの貸し切りであった。

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 今の時期の里山は最高である。特に風が良い。少し汗ばんだ額に薫風が当たると、思わず足を止めてしまう。木陰があったり日向があったりとほとんど傾斜のない登山道を進む。

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 後ろに着いているはずの女性陣の声が聞こえなくなったので振り返ったら、何かを見つけたらしい。いいなあ!

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 30分も掛かってないのではなかろうか、登頂である。そういえば、この前もこのメンバーで来たなあ。

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 今日初めて気が付いたのであるが、頂上の木陰に椅子とテーブルがある。ここで、ゆっくりする。しばらくして、汗も引いたので下山である。

 くさのさんは、藪漕ぎの練習だろうか、チシマザサの中を歩いておられる。

 4組とすれ違った。やはり人気なんだねえ。

 私は一人静かに下山する。

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 ヒメシャガも咲いている。こういう写真はアップしない方がいいかもしれない。

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 下山は登りとは違う道にする。登りは九十九折りなので傾斜は水平道に毛が生えた程度であるが、下山は直なのである程度傾斜がある。ここの木陰でしばらく休む。

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 女性群も下山してきた。

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 くさのさんの藪漕ぎから追いついて下山口に到着である。

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 頂上でゆっくりしすぎたのか、昼時刻である。私は初めての店に連れて行ってもらった。天ぷら屋さんである。驚いたことに揚げたての天ぷらを三回に渡り持ってきてくれるではないか。しかも、その割には値段が安い。久しぶりに贅沢な感じを味わった。

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 3回目は、白エビのかき揚げであった。店のメニューには、ご飯を残して置いて、かき揚げ丼にして食べることを勧めていた。しかし、自分は感動が先に立ち、後から気づく始末であった。

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 美味しかったし、感動させていただいた。感謝したい。

 久しぶりに汗をかいた。人間汗をかかないとダメなようだ。今日もぐっすり眠れそうだ。