植樹と散策

■植樹と散策

　今日は、今年度初めてだと思われる、フォレストリーダーの自主研修が計画されていた。１０名ほどが不得意なクラフトを自分で作ることで指導レベルを向上させようとする試みである。自分は、ついでに預かっている優良無花粉杉　立山森のかがやきの植樹もしたらどうかと提案し、これも計画された。

　自主研修は、材料を受け取るだけである。やはり、自分ひとりで出来なければ指導など出来るはずはない。

　そして、植樹である。昨年の研修会で地区に与えられた樹木であるが、自分が預かっていた。水遣りだけやっていた。植樹には造園の知識が必要である。学校で習った水極め法で実施しようとしたら何人かは知っていた。

　会員に山を持っている方がいるので、この方の山へ植樹することになった。一番大変なのは、山のどこへ植えるかである。自分は頂上だろうと簡単に考えていたが、なかなか特徴的な山で、藪が多くて行けそうもない。そこで、下の方にすることになった。周りは大木が植わっている。そのため、日陰も出来るので育てるには少し難しいように思ったが、ちょうど開いている場所が見つかったので、ここに決める。

　時間が少しあるので、散策する。

 　ギンリョウソウが集団で咲いていた。

　子供から連絡があったので、一旦帰宅する。今日も、ゲットアウトホームなので、昼食はファミレスにした。粗になっているので座ろうとしたら、座ることの出来ない席になっていた。半分の座席数で営業しているようである。ランチを食べ終わって、図鑑を広げていると、入って来られたばかりの見知らぬおっちゃんが声を掛けて来た。なんでも、雑草が好きで、いつも図鑑を持ち歩いているという。今は、何が綺麗だとかいくつも植物名を言われたが半分も分からなかった。ほとんど、帰化植物か園芸種か外来種のようである。機会があればまた会いましょうと分かれた。不思議に植物の話をする方に悪い人はいないと思ってしまう。平日にファミレスに来ているくらいだから自分と同じリタイヤ組だろうか。

　今日は、刺激の多い日であった。