エンジュ

■エンジュ

 今朝は4時に起きる。昨晩は何時に寝入ったか覚えていない。ニュースで野球の話をおぼろげながら覚えている。まあ、いい傾向であろう。外はまだ暗い。少しうとうとして5時に朝風呂に入る。これもルーチンになってきた。そして、今日の歩きの計画を練る。今日の予定は眼科だけである。天気は午後から降らないということで、いつもと逆の行動をとる。

 家人を送った後、眼科へ向かう。ここは、最近予約を辞めて受け付け順に変更した。そのため、待合室は蜜状態である。いろんな方が見えられている。あるお年寄りが初めて受診するので問診票を書いて提出した。そして、直ぐに受け付けでメガネの置き場を聞いていた。受付の人は「掛けてらっしゃいますよ」と笑っておられた。やはり、歳をとるとああなるのか。

 2時間近くかかってしまった。昼まで1時間ほどあるので、小ぶりの中、公園を歩く。まもなく、昼である。今日あたりはおろしそばで考えていた。野菜も買ってあるので支出はゼロ円になる。今年の賄いでおろしそばはヒットであった。これに、野菜のソテーとミョウガ、生姜の酢漬け、スイカを添えた。

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 タンパク質が足りないので、マックドのシャカチキで補うことにした。

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 家人を迎えに行く前に公園を歩く。歩き終わったら9,997歩であった。途中、エンジュの樹に花が咲いていた。ハリエンジュは春に花が咲くが、エンジュは夏に花が咲くのが分かった。サルスベリも咲きだしたので、また楽しみが増える。

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 フォレストリーダーの申請書が届いた。8月2日実施ということであった。今週末である。今回その日には別の用事があるが、こういう非常識な申請には参加しないことにしている。

■「スノードロップ」(島田雅彦著、新潮社、2020年)を読む。

「~週に一度、森に散歩に出かけます。森はそそける私の心を鎮めてくれます。」

「副作用のない薬はないと前に言っていたわね。眠気はいいのよ。」

「求めなければ、何も得られないことも悟りました。」

「死者は夢を通して~こちら側にやってきます。」

「低気圧は心の傷を疼かせるものでしょうか?」

「破綻してはならないのだから、破綻したときのことなど考える必要はない。」

「安全を買うにはお金がかかるんですよ。」

「この国は死にたくなるようにできている。」

「礼儀正しく、おとなしく、他人を攻撃せず、空気を読む。そんな人々の沈黙の同意によって、不正や陰謀が見過ごされるのです。」

「ヒステリーは世界に対する唯一の抵抗手段。」

「善人は殺されても死なないのだ。」

「平和は大国の庇護下に入れば、守られるというものでもありません。」

「~年金も充分にはもらえず、その年金をもらう前に飢え死にする心配もしなければなりません。」

「嘘をつくと顔に出る人は基本、正直な人なのでしょう。」

「~戦争を始める人間は負けることを想定せず、勝った時のことしか考えません。」

「偽りを述べる者が愛国者とたたえられ、真実を語る者が売国奴と罵られた世の中を、私は経験してきた」

「日本では売国奴が一番偉いのです。」

「私たちが最初に克服しなければならない敵は自身の中に深く根を張った奴隷根性なのです。」

「生き残ることができるのは強い者でも賢い者でもない、変化に対応できる者だ。」

「~やりたかったことを一切できないまま死んでしまう人が多過ぎます。」

「権利と自由は戦わずして勝ち取ることはできません。」

「むしろ素人の方が常識を覆し、復活への道を切り開いてくれそうで期待が持てます。」