■ミーティング
コロナ禍でいつもとは違う夏になっている。この時期は避暑を兼ねて高い山へ登っているが、今年は実現できていない。富山アラートも出ているのでなかなか、といったところである。そこで、今年の山行についてミーティングをすることになった。
早朝7時過ぎから出かける。途中で、前の職場のKさんに会う。朝早くから剪定作業をされている。聞けば、誰も住んでいないご近所の家の草むしりと剪定をされているというので、温かい気持ちになった。10分ほど立ち話をして分かれる。
打合せ場所に着いたが、まずは朝食である。野菜ジュースは氷抜きにした。
今年の登山計画について、全国の未登頂の山を対象にアクセス、登山口、難易度、コースタイムなどを二人で検討する。検討はスマホである。ここは、電源もWi-Fiもあるので気兼ねなしであった。ミーティングは昼まで半日かかった。
ついでに昼も食べましょうとなった。自分はいつもは麺類にしているので、蕎麦屋さんに向かった。
大盛りでも同じ値段は有難かったね。
途中で降ろしてもらい徒歩で帰宅する。しかし、この時点では歩数は足りていない。
午後からは、墓参りに向かう。まあ、一年に一回なので・・・。墓石の隙間にコケが生えていたが、道具を持って来なかったので今年は放置である。来年綺麗にしたい。
帰宅後、フォレストの準備作業を行う。今日も暑い日であった。
■「“正義”の生物学」(山田俊弘著、講談社、2020年)を読む。
「~レッドリスト~10万種を評価してきました。そして、そのうち約二万五000種が絶滅危惧種であることを明らかにしました。」
「現在、1000万種以上の動植物が絶滅の危機に瀕している。」
「そもそも、生物を保全することが本当に必要なのか?必要だとすると、その理由はどこにあるのか?」
「絶滅は自然の一過程である。だからほかの生物の絶滅を回避させるような行動ことが不自然だし、やめるべきだ。~絶滅が自然の過程だという前提~もし絶滅が人類のせいで起こっているならば、話はべつでしょう。」
「モーラたちの手法~彼らの推定によれば、地球にはおよそ1100万種の生物がいるようです。」
「ヒトがいなければ平均して(100万種あたり)二種しか絶滅しなかった哺乳類が、ヒトがいることで693種も絶滅しています。」
「現在が六度目の大量絶滅機であることは、もはや常識となっています。」
「ヒトという種が誕生した~いまから20万年ほど前~」
「メガファウナ~おおむね、成獣の体重が44㎏を超える獣を指します。」
「ヒトが現れると、メガファウナが絶滅する。」
「農耕生活がもたらしたのは豊かな生活ではなく、人口増加なのです。」
「~現在進行中のヒトによるほかの生き物たちの絶滅の主な理由は、①開発、土地利用変化に伴う生息地の破壊、②生息地の分断化、③大気汚染や水質汚濁に代表される生息環境の悪化、④乱獲、⑤外来種の持ち込みにともなう既存の種の競争排除、捕食、病気の蔓延」
「ブタトウモロコシのすごいところは、多年性の性質をもつことです。」
「~ヤナギの鎮痛作用をヒントにつくられたのがアスピリンです。」
「トキ~食料生産を邪魔する“害獣”~」