おばちゃん

■おばちゃん

 今日の作業も出荷検査であった。午前と午後とラインが違ったが作業は同じである。自動機はほとんどエラーをしないので見ているだけである。作業場所は出口の近くにあるので、常時涼しい風が吹いてくれる。もう、秋の装いを感じる。♪秋の風が吹いて 舟をたたむころ~。

 今日もおばちゃんとチームである。やはり最初は負荷の高い作業を自分に振る。負荷が高いと言っても、ダンボールの板を箱の中に入れるだけである。汗も出ない。しかし、その他の作業は自動機を見ているだけなので、相対的に負荷が高いのだろう。おばちゃんが、このダンボール入れに付いていた。自分は時計を見て、もう3分で交代かと思ったところで、交代を宣言される。いやな作業は早めに交代するのだろうか。ちなみに、自分の時計は電波時計なので、狂わない。他の人も3分も狂った時計をしているはずはない。やはり、フライングのようだ。

 おばちゃんは、スポットクーラーが嫌いである。スポットクーラから冷気がでており、常時身体に掛かり流石に寒くなるので、出口を横に向けたら、さっそく、あんただけに向けといて、と小言を言われる。

 あまりにも暇なので、階段に腰を掛けていたら、さっそくおばちゃんから注意される。サボっているように見えるのという。投入工程では、作業がない場合は、座っていてもスマホをいじっていても良かったのだが・・・。

 やはり、暇なのである。昼は11時45分にラインが止まった。2時間近くの昼休みである。この分なら午後も早そうだ。今日は何時に止まるかが楽しみである。そうして、期待通りに15時25分に止まった。タイムカードの打刻は15時29分であった。なかなかやるねえ。偶然がこうも続くのか。こうなったら、走ってでもタイムカードのところへ行き、30分を越えないようにしてやろう。

■「諏訪の神さまが気になるの」(北沢房子著、信濃毎日新聞社、2020年)を読む。

「~諏訪は“捨てない!”地。」

歴史学は、未来をつくる学問です」

「勝ち残るカギは記録と心得よ」