■呼吸
今日は家人が休みなので、職場まで送ってもらうことになっていた。その場合は歩数が稼げないと考えて、朝6時過ぎから公園を歩く。朝晩は涼しくなって過ごしやすくなったものだ。
午前中にもう一件用事があった。フォレストの方に道具と材料を渡す約束になっている。もうこの時点で6千歩は過ぎている。
家人に送ってもらってから、近くの喫茶店で昼食である。650円の日替わり定食を頼む。今日はコロッケであった。手作りコロッケは美味しかった。
さて、今日の作業はと投入作業を確認したが、自分の名前がない。2度見ても無い。続いて出荷検査を見ても無い。オカシイと順番に見ていくと。箱詰めに名前があった。一度だけやったことがある作業である。
自分は最後のラインであるが、5ライン分の箱詰めである。だいたい、30秒から1分で一個流れてくる。作業は掴んでダンボールの箱に入れるだけである。3秒で終わる。そうすると、ほとんどは立っているだけになる。前回は、ロックを口ずさんでいたが、これも飽きた。そこで、今回は呼吸法を練習することにした。吐く息を長く長くするのである。これが、なかなか難しい。
ところが、開始25分でスターウォーズの音楽が流れる。これは、ラインが止まったことを表している。途中で、熱血工場長が、待機、待機と叫びながら工場内を回っているので、腰かけて休んだ。55分も停まった。ひどい時は2時間止まることもあるという。その後も、チョコ停のような停止が何回かあった。
参ったのは、停止後であった。一度に30個も流れて来た。品物が待ち行列を作る。すると、肩をたたかれた。ベテランのおばちゃんが、手際よく処理をしてくれた。このギャップに驚いた。スポットクーラは寒すぎるので直接当たらないようにした。結局、終わったのが4時過ぎであった。疲れたようなそうでないような変な日であった。
■「もの忘れをこれ以上増やしたくない人が読む本」(松原英多著、講談社+α新書、2019年)を読む。
「“面倒くさい”はすべての思考も行動も抑制します。よいことはひとつもない。」
「予防に勝る治療無なし」
「認知症は全体を忘れ、健常人は一部を忘れる」
「名前忘れは、小さな見当識の低下であり、認知症への道でもあるからです。」
「欲張りは美徳」
「その“気分がよい”が面倒くさいを封じ込めるのです。」
「やる気や意欲は報酬で決まる。」
「なぜ、放映するのか。~珍しいからです。」
「ストレスは確実に寿命を縮めます。」
「一匹オオカミの末路は狂暴になるか、狂死する」
「勝利のカギは脳循環にあります。」
「脳内にアミロイドβがたまり、アルツハイマー型認知症は発生します。」
「良質な睡眠がなければ、アミロイドβ除去も難しいと言えます。」
「朝起きたら、朝日を拝み、念仏を10回唱える」
「社会の成功者は生活リズムの成功者です。」
「驚くなかれ、脳の働き具合と声の勢いは直結しているのです。」
「人は見た目」
「タンパク質~アミノ酸に分れ~再びタンパク質に合成されるのです。」
「~認知症の予防には、生活習慣病の管理が非常に重要になるのです。」
「脳循環さえよければ、アミロイドβは押し流せる」
「親が認知症になると、子が認知症になるリスクが親が認知症でない人に比べ67%高まる。」
「高齢者は一般的に体温が低い。」
「~体温低下条件が揃うと免疫機能も低下します。」
「体温の一度低下で免疫力の働きは30%低下。認知症も免疫機能の低下が原因だという説もあります。」
「表情を読む」
「噛む力が低下するほど、認知症症状は進行し、その数も増加する」
「人間の血管は老化とともに老いる」
「最初に野菜を食べ、次にタンパク質、最後に炭水化物を食べるのがベストの成績で、食後の急激な血糖値スパイクはなく、ゆるやかに血糖値が上昇し、インスリンの分泌量も有意義に抑えられていた」
「免疫は総合体力の結果」
「要するに、快食・快眠・快便が総合体力の向上をはかり、免疫力アップにつながる」
「超ハードな山登りの最中は交感神経の受け持ちです~頂上を制覇。この達成感が~強力なリンパ球の免疫群軍が現れます。」
「人間とは死ぬまで働く動物です。」
「これまでテレビで言われるような~予防の効果あり~との情報は忘れてください。」
「どの食材も、薬ではありません。」
「抗酸化作用の強いのは、カカオポリフェノール量のマーク70以上~」
「3度の食事の中で、もっとも重要なのが朝食です。」
「脳の老化を抑えるためには、とにかく体を動かすこと」
「マイオカインとは筋肉で作られる物質で、若返りホルモンと呼ばれています。」
「運動のやりすぎは“大敵” 運動なしは“悪” “最善”は軽量運動の実行と継続」
「真に問題となるのは、実行と継続の有無です。」
「老化によって失われる力は4つあるそうです。“立つ力、歩く力、握る力、そして噛む力”です。」
「恥を知るものは強し」