秋の風

■秋の風

 5時前に起床したので、風呂を沸かす。ゆっくりと入っているうちに空が明るくなる。今日は、予定はないので日常生活になる。部屋の蛍光灯の紐が切れた。これで2度目である。ドライバー一本で対処できることを容易いという人もいるだろうが、自分にとっては重労働に匹敵する。

 朝食後、セカンドオフィスに向かう。今日の天気は秋晴れというのか、歩いていると風が気持ちいい。日陰でも日向でもいい感じであった。5月の風とはまた違う。もうすぐ、寒くなるぞというメッセージを感じられる風であった。常連さんとの話は、八甲田山登山の話で盛り上がった。

 帰路、八百屋さんに寄って野菜を購入する。まだ、蕎麦が5輪も残っているので、一生懸命に食べなければならない。今日も、おろしてんぷら蕎麦にする。これに、お雑煮を加え、青森のリンゴも添える。流石に、お雑煮は食べることが出来なかったので、時間を置いて腹に入れる。

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 昼食後、昼寝をしてから近くの喫茶店で過ごす。いい一日であった。

■「庭は手入れをするもんだ」(養老孟司著、中央公論新社、2012年)を読む。

「教養とは人の心がわかる心」

「自分の死は、自分には意味をもたないものなのです。」

「人生の意味は自分の中にはない」

「特攻隊~彼らの生は、やはり二人称のためにあったのです。」

「死んではいけない理由は、自分の命は自分のものではないからです。」

「“ああすれば、こうなる”という思考方法です。この思考方法は強烈で、人の人生をつまらなくし、場合によっては人を不幸にしている~」

「病気の“早期発見”~助かる人が助かるだけ~」

「体という自然は、意識でコントロールしきれるものではない~」

「自分の体に関心をもつ人は、自然にも関心をもつようになる~」

「昭和16年にABCD包囲網ができました。~日本に対する石油の輸出を禁じ、それが太平洋戦争の引き金となりました。」

「人生というのは、ある意味で暇つぶしです。」

「~産業革命は森が尽きたところから始まったわけです。」

「日本には~森林の多様性が高い。~林業としては非常に厄介。」

「生活に余裕が出たら、庭をきちんとしようとするのがふつうの人。」

「~時々自然のなかに入っていくことは~人生が豊かになっている。」