弁償

■弁償

 ここ数日、ファンヒータは付けてない。今朝も暖かかった。異常気象かな?今日も家人と子供がいっしょに出かけたので自分は、健康で文化的な最低限度の生活が営まれる。しかし、軽い疲労を感じる。原因はだいたい分かっている。

 そんな中でもやることがある。図書館で借りている本がコーヒーでブカブカになったのでその処置がある。しかし、出かけようにも天気が悪い。雨だけなら出かけていただろうが、風が強い。徒歩者にとっては雨風は不利である。傘は差せないので全身ずぶ濡れになってしまう。少し出かけてから直ぐに戻ってくる。

 昼になったので、あるもので済ますしかない。自家製のシイタケも採ってくる。まあ、自家製しいたけ、ナス、魚肉ソーセージの蕎麦衣天ぷらの釜揚げ風そばがきのクルミ入りそばつゆ付け、生姜甘酢漬けである。

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 天ぷらの衣をそばにして、残ったモノに追加してそばがきを作ったが、少し硬めだったのか美味しくなかった。もうすこし、緩く掻けば良かった。でも、お腹は一杯で、天婦羅は残した。

 外を見ると雨が小降りで風も弱まっているので、図書館へ向かう。やはり、弁償ということになった。そこで、書店に向かうが、天気がいい場合は歩いて行くが、今にも降りそうな天気であったり、健康のために歩き過ぎは良くないと考え、バスで往復した。

 図書館で交換していただき、汚れた本はいただいた。これで、弁償した本は、記憶にあるだけで3冊である。

 自分は良くわからないが、インフレになるという識者がいるようである。そうすると物価が上がるので、年金生活者にとってはこれが一番堪える。老後は、旬の美味しい物を食べて過ごしたいと考えていたが、外食では持たないので、自分で作ることにしている。これもなかなか大変であるが、賄いなので誰にも迷惑を掛けないし、旨く出来た時は嬉しい。

 また、新しいGO TOキャンペーンが始まると報じているが、どうせ自分のような貧困高齢者には縁がないものだろう。高齢者にも有利なキャンペーンはないのだろうかと考えていたら、思いついた。GO TO ヘブンなんかどうだろうねえ。

■「下級国民A」(赤松利市著、CCCメディアハウス、2020年)を読む。

「水を飲んで空腹を我慢した。」

「~自己判断が許されない下位の者には、ただのお題目でしかない。」

「人間は環境の変化に、それが緩やかに起こるものであれば順応してしまうのだ。」

「私は六十四歳の高齢者なのだ。」

「職を失った男性が、とりあえず思いつくのが土木作業員だろう。」

「今の日本では、終身雇用という概念など瓦解してしまっている。」

「長生きすればするほど、生活は苦しくなると予測している。」