常連の輪

■常連の輪

 朝5時過ぎに目が覚めた。この時期、真っ先に確認することは積雪の状態である。まだ暗かったが、アスファルト道路が見えたので安心して床に入る。ついでに、風呂を沸かす。薬局で無料でもらった入浴剤を使って見たかった。10袋入っており、今日は別府の湯であった。

 風呂上りはクラッシク音楽を聴きながらうつらうつらし、8時前に下へ行く。家人は出勤日である。降りてゆくと、パンが食べたいと宣う。8時30分には出勤しなければならないのにと思いながら大急ぎでパン屋さんに買いに行く。

 この流れで自分もパンになった。そうして、セカンドオフィスまで送ってもらった。

 今日は土曜日なので、Y.O.さんもお見えになる。挨拶の後、ニコがいいねえ。常連さんも3名揃った。今日も、いろんな話で盛り上がる。話中、常連さんが次々と出て行かれる方や入店されている方に挨拶をされている。常連の知り合いは常連である。こっちは、4人で盛り上がっている。時折、隣の方が迷惑してないかをチラ見する。

 いつのまにか、4人で飲もうという話になった。一瞬、困ったなあと思った。経済レベルが違い過ぎるのである。まあ、ランチを例にとれば、自分は一食500円以下を目指しているにもかかわらず、常連さんの一人は2,500円でも美味しければいいという。全部おごってやるという話もでた。これは、高級天ぷら屋さんのポイントが4万ポイント以上溜まっていることによる。最終的に、割り勘にしましょうとなった。忘年会にしようかどうするなど話はいろいろ巡り巡り、新年会でまとまった。昼間から、ビールの飲みながら食事するのである。これでも、自分を含めて困る人は誰もいない。

 さて、昼食である。外食するかと店を物色していたが、どうも食指が動かない。冷蔵庫の中を思い出して、チャーハンに決める。肉を買いに行こうと帰宅途中まで考えていたが、ウインナーがあったことを思い出し、肉の代わりとする。

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 ちょっと塩辛かったね。ご飯が少なかったのが原因であろう。インスタント味噌汁も付けて、まあこんなもんだろう。ちなみに、100円は行ってないであろう。店で食べると700円は取られる。

 帰りは歩いたが、歩数は8,500歩ほどにしかならなかった。

 森林インストラクターの合格発表があった。富山、石川、福井と北陸勢の合格者がゼロであった。毎年一人でればいい方だと教えられていたが、難易度が上がったのだろうか。

■「AIドクターロボット」(小橋隆一郎著、ロングセラーズ、2020年)を読む。

「また認知症には“老い”と言う不可逆的な問題が横たわっている。」

「自律死」

「~あたしにとって大切なことは残りの時間を好き勝手に生きること」

「年寄りの認知症をまるで悪いことだと決めつけている~」

「年寄りが長生きしていることが今の日本では老害なんだよ」

「~がんを克服しても次には“認知症”が待ち受けている。」

認知症という病気は手ごわくて毎日が静かに進行する老化との闘いなんだ。」

「好きな物を美味しくいただいて、くよくよしないで身体を動かし、そしてよく寝ることですよ。」

「強いてあげればテレビを見ない、ラジオも聞かない~」

認知症は経年変化で必ず起こるものではない~」

「~これからの目標を訊ねたら“それは老衰による往生だよ”だって~」

「ロボットが“うつ”になる~」

「~確かにそれはヒトの思い上がりでしょう。」

「ヒューマンイズプアー」

「デスロボット」

「~優れていることだけが正しいと勘違いしている~」

「大動脈弁閉鎖不全による急性心不全でしたね~」

「“ルナ”はラテン語で月を意味する~」

「不安のストレスは認知症にも悪影響を及ぼす~」