春見つけ

■春見つけ

 天気は良かったものの気温は低かった。今日も昨日と似たような行動になる予定であった。まあ、タイヤ交換の用事はある。

 ところが、知人のTさんからランチと散策のお誘い連絡が入った。ランチは毎度のことであるが、散策とはと思って迎えに来ていただいた。

 ランチは先日行ったラーメン屋さんである。2月末期限の100円引き券がある。

今日はお互い味噌ラーメンを注文した。

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 煮卵は、ランチサービスで無料でトッピングできる。

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 この店の味噌ラーメンは2種類ある。知人のTさんは、普通の味噌ラーメンで自分は魚介系味噌ラーメンである。値段は同じである。

 食べ終わってから、減鬼という場所まで向かう。目的は、春見つけのようである。まだ、積雪もあり、山菜は早かろうと考えていたが、2日前の新聞にフキノトウが出たという記事が載ったという。ここで、自分の頭の中で検索エンジンが始動する。キーワードは「フキノトウ」である。この検索エンジンは最近誤作動が多く、ひどいモノであるが何か所か出てきたが、どれも山である。そこで、山へ向かう。

 山の樹木も折れに折れている。こんな太い枝がと思いながら歩いていたが、倒木に阻まれた。

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 果たして、フキノトウはあろうか。

 頭の中に音楽が流れる。♪一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば 空しく消えた日々~。

 積雪は多い年は、雪の下で顔を出すものの見えない。今年のように雪が消えかかっている年はねらい目である。

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 まだ、開き切っていないのを含めて数十個採れた。来年のために多くをそのままにして残す。

 春見つけ、達成である。

 帰りに喫茶店に入り、店の方に少し分けて上げた。こんな匂いの強いのは初めてであるとの声もいただき、良かった。調理は明日である。

■「いかがなものか」(群 ようこ著、集英社、2020年)を読む。

「~ブーメランのように仕事に対する姿勢が、評価として戻ってくる~」

「少しでも自分を他の人の上に置きたいのである。それは自信のなさの裏返しからくるものかもしれない。」

「だいたい傘の持ち方というのは、子供のときに親から教えられたはずなのだ。」

「~自分よりもちょっと劣ると感じた人を攻撃する。」

「~芸能人の顔の区別がつかなくなり、みんな同じに見えるようになった。」

「また世の中の常として、まず人々のコンプレックスを突くことで、消費させようとするから。」

「小顔はいい換えれば貧相ということでもある。」

「~最近は食後、すぐに運動をしたほうが、ダイエットによいといわれているらしい。」

「また長寿の意味も元気で過ごせる健康寿命なのか、ただ寝たきりであの世に旅立たない限り、長寿としているのかよくわからない。」

「CMは何であっても~不安感情を駆り立てるようにできている。」

「~自己承認要求が強いSNS命の人たち~」

「物をくれる人に、媚びへつらうものではない。」

「受験がすべてではないし、失敗しても、あとから考えたら落ちたほうがよかったという状況が、人生にはいくらでもある。」

「便利なものは、何かがあるととてつもなく不便になるからなあ」

「~占いにほとんど興味がなくなったのは、自分の先が見えてきたからだろう。」

「~占いは統計学のひとつだといっていた。」

「~八か国の成人の便を調べたら、全員からマイクロプラスチィックが検出されたという。」

「~ベジタリアンに近い食生活をしていて、十年前に体調を崩してから~」

「~常々、携帯、スマホなどいらん、キャッシュレスも必要ない~」

スマホ~困っているのは意地を張って自主的に置き去り状態になっている。前期高齢者目前の私である。」

「~スマホを持っていない人間が、やりたいことができないのはどうも納得できない。」

「~中高年でアンチエイジング命の女性も多く、断崖絶壁に少しでもふんばって絶対に“老い”を認めようとしない人たちも多い。」

「~若い親たちの一部が図書館の本は汚いときらっていて~」

「~他人の行動には敏感、自分の行動には鈍感~」