チャージの日

■チャージの日

 昨晩というか日付が変わっていたので今日の夜中というのか、眠るのが遅くなっても7時ごろには起床する。家人は今日は休みということと、朝食にする食材がないので、モーニングサービスにしようとセカンドオフィスへ向かう。今日もいい天気だが、少し肌寒い。やはり四国は暖かかった。

 体調は最悪であった。睡眠不足とめまいと運動不足で足元がふらつく。まあ、歩いている内に少し楽になった。

 モーニングサービスの内容が少し前から変わった。いつも頼んでいたAモーニングは食パンにハム、卵、レタス等を挟んであったが、今回からが中身が同じで、ハンバーガーのような丸いパンズになった。食パンの時は、周りから具材が零れ落ちるのを対処するので大変であったが、2辺が開いている袋に入れてくれるので、食べやすくなった。

 時間になって常連さんが入店されたが、今日は自分の横に若い方が座っていたため、話すことはできなかった。それでも、もう一人の常連さんが京都へ旅行に行かれて、みんなにお土産を預かっていると受け取ったが、このような高価なお土産は嬉しかったものの正直少し負担があるという気持ちが同居した。

f:id:zen_chi:20210401190958j:plain

 体調は悪いまま予定をこなす。今日は1日でチャージの日である。セカンドオフィスでのチャージ金額を決める場合は、今月の予定を考えながら行う。

 店を出て、もう一つのチャージであるお出かけ定期券である。これは手続きに千円要するが、市内中心部からの9時~17時下車が100円になる。これは元を取ろうなどとは考えてない。これまで通り、徒歩中心の生活にする予定である。

 その足で帰宅する。途中の桜が満開のようだ。

f:id:zen_chi:20210401191836j:plain

 四国ではうどんをたくさん食べたので、やはり蕎麦だろうと考えていたが、とても蕎麦打ちをする気力が湧かない。そこで、いつもらったかも忘れた、有名な蕎麦の産地の名前が付いている乾麺を茹でることにした。二八蕎麦と書いてある。天婦羅は揚げた。

f:id:zen_chi:20210401191948j:plain

 蕎麦はなるほど綺麗に茹で上がった。しかし、一口食べて、これはソーメンではないか、と感じた。この間まで、このような蕎麦を旨い旨いと食べていたんだなあ。自分の好みは10%以上つなぎが入っている蕎麦は受け付けない。しかし、3食分入りの袋なので、もう2回食べる必要がある。今日はおろし蕎麦にしたが、次回はどうしようか。

 昨日四国から帰って来たが、思い出したことがあった。高野山からはナビの示す道を使わず新しく出来た無料の自動車専用道路を利用しようとした。ところがナビが設定されていると戻そう戻そうとするので、目的地を削除して使わないことにした。頼りは道路標識である。昭和30年代生まれだと、道路標識で運転できる。昔はナビなどなかったのである。標識に従って進むと、自動車専用道路の標識が2か所出てくる。右が高野山口で直進が橋本である。ここで、地図があればだいたいの方角が分かるが、ないので橋本の方へ向かった。山越えの道であり、勾配も急である。しばらく走って、逆と分かり家人は戻れと宣うものの、自分の力量では林道での方向転換は出来ず、橋本まで行ってしまった。ひんしゅくであった。

 ナビが古いととんでもないことになる。聞いたことにない高速道路を案内し、500円とか、1500円とか短い間に料金所がある。聞いたこともない高速道路を走る。阪和自動車道草津SAで休んでから出発した。ナビは新しい道では無言を貫いている、この先で2か所に分かれているが、どっちへ行かなければならないか標識を見ているが分からず、激突寸前で家人が右といったので急ハンドルを切ったら後続車からけたたましいクラクションを鳴らされ、生きた気持ちがしなかった。

 近いうちに最新のナビに入れ替えられられるかどうか調べよう。あまりに高額ならば諦める。

 こんなこともあり、免許更新でも別室の検査になっていることもあり、次回は免許返納しようかと思う気持ちが60%ほどになった。目ざとい人は60歳で返納しているようだ。まあ、自分はどんくさいから70歳でも許されようか。いつかは事故ると確信した。一方、こんな意見もある。こういうのは年齢ではない。個人の能力で判断すべきであり、当然個人差はある。一律何歳でどうのというのは不合理であるというものである。しかし、個々人の判断は正しいのかね?最近多く報道されている高齢者の事故を思うと年齢で区切ってもいいような気もしている。

■「ワインという物語」(大岡 玲著、天夢人、2018年)を読む。

「~酒とは、強力な“麻薬”なのだ。」

「~酒が人類にもっとも近しい薬である理由~」

「~ワインを飲んでも酔ってはいけない、酔うととんでもないことが起こる、という基本姿勢は、“聖書”全編を通じた思想となっている。」

「ぶどう酒色の海」

「~古代ギリシャ人がワインを水で薄めて飲んだ、というのは、とても重要である。」

「地中海の海水は、日本の海水のように塩辛くないから。」

「~どうも衣食が足りすぎると礼節どころではなくなるらしい。」

デカメロンというのは、ギリシャ語で“十日”を意味する~」