記憶力

■記憶力

 7時前にセカンドオフィスへ向かう。少し遠回りして歩数を稼ぐ。指定席は辛うじて空いていた。ここで本を読みだしたが、なんと既に読んでいる本の可能性が高くなってきた。まあ、同じ本を読むことはたびたびある。自分は、これを防止するためにブログに書物のタイトルを記している。このブログには検索機能があり、読んだかどうかを調べることができる。果たして、2020年6月に読んでいた本であった。記憶力は確実に退化している。原因は、老化とスマホであろう。

 そういう場合、やめてしまう場合もあるが、読み切ることもある。今回は、読み切ることにした。

 常連さんが来店され、山菜の話で盛り上がる。

 昼はとろろ蕎麦にしたかったので、帰路八百屋さんに寄る。

 とろろを擦って、タッパに入れる。

 伸ばし始める時点で、お湯を沸かす。伸ばし数分、切り数分で切り終わった後にお湯が沸いていることになる。茹でている間に、そばつゆを作る。

 蕎麦は酸化して一部変色していたが、味は大丈夫であった。テンプラは山菜テンプラの残りである。ニワトコの天ぷらを食べたら、下痢気味になった。この山菜は要注意である。もう食べないだろう。図鑑で調べたら、山菜としてお勧めできないと記述されていた。

 食後はマストの昼寝である。寝ていると、ある瞬間元気になる時がある。ここが起き時である。もう蕎麦の在庫は無くなったので、静かに蕎麦を打つ。

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 天気が良かったのでコーヒーショップに行きたかったが、月曜日が休みなので、マックドにした。アイスコーヒーの氷抜きといったら、常温のが出て来た。やはり、少しでも氷があった方がいい。

 歩数は1万歩でコントロール下である。

■「この名作がわからない」(小谷野 敦・小池昌代著、二見書房、2019年)を読む。

「~その教養というのは、多くの文学作品や評論を読んで確立するものである。」

「~実は体じゅうに金粉を塗っても、皮膚呼吸ができなくなったりしないんですよ。」

「若い人はすごく哲学が好きですね。」

「~歌の中で最高の歌って鼻歌だと思う。」

「~自分の年表があるんです。」

「とにかく何もしないでいる時間にイメージが浮かんでくる。」

「酒は夕方五時過ぎたら飲みたくなる人はアル中ですよ。」

「貧しき者は幸いなり」

「~お金を使い放題使うことによって、その先に何があるかは経験しないとわからない~」

「でも私は借金が嫌いで住宅ローンすら組めないんです。」

「私は宝くじも買ったことないんです。」

「私は死ぬことを考えている人間って嫌いなんですね。」

「~子供ができるというのは家庭の中の地獄のひとつで~」

「全ての読書は、途上の読書である。」