■無題
今日も家人が休みなので、ゴミ出し後朝7時前に家を出る。気持ちのいい追い風だったり、向かい風だったりを身体に受けながらセカンドオフィスまで歩く。自分の歩きは遅いのだろうか、ナイキのリュックを背負った坊主頭のおっさんに抜かされる。
昨日のニュースで接種券の受付システムがパンクしたと報じて居た。自分のところへはいつくるのだろうか。高齢者に分類されたはずで優先接種になるはずであるが・・。
今日はセカンドオフィスでモーニングセットを頼む。久しぶりなので旨い。
しばらくして、常連さんが二人来店された。今日は、山菜の話で盛り上がった。
この店は、ある時間帯になると急に空く。今日もそうであった。そこへ、例のご夫婦が来店された。自分と一番遠い位置に座ったが、声がでかい。きっと耳が悪いのだろう。うっせいので、店を出る。
帰路では、昼食のことを考えながら歩く。ラーメンが一食分と昨日の豆腐の半丁があるので、自然にマーボラーメンに決まる。そこで、たれを買いにスーパーに向かう。正式なマーボー豆腐のタレは、肉を買わなければならないので、代わりに肉豆腐のたれにした。80円代である。マーボーらしくするために輪切りの唐辛子を追加した。
スープは、やはり醤油味だろう。鳥ガラだしと醤油で終わりである。自家製のシナチクも入れた。これは、ラーメンどんぶりに一杯ある。まるで、おばんさいである。
まあ、旨くも無ければ不味くもない。
明日からは蕎麦にするので、蕎麦を3食分打った。
■「“原っぱ”という社会がほしい」(橋本 治著、河出新書、2021年)を読む。
「ものを書くというのは原っぱで遊ぶことと一緒だよ」
「~“冗談”というのは“一番健康な理性のわがまま”だ~」
「長い間、日本人にとって働くことは善なる美徳で、浪費は身を滅ぼす悪だった。」
「最後に勝つのは常識だ。」
「もう金はそんなにいらない。あり過ぎると使い道に困るから」
「貧乏へのゆるやかな下り坂」
「~インターネットに限らず、実用品を通販で買おうという気はないーー」
「哀しいことに人間は、生活レベルが上がるとまず“余分な見栄”ばかりが身につく生き物らしい。」
「ITというのは“お知らせ機能”の略だから~」
「はっきりしているのは、消費者が個的になればなるほど、売るべき商品の個数は増える。」
「~ネットの裏側には“商売”が隠れているのだ。」
「アイドルというものが出てきて、歌謡界というものが総崩れになった~」
「プレッシャーの全然ない人間って、“何かを知らなくちゃいけない”なんて思わない~」
「老人を養い、老人に庇護されるのが豊かさだ」
「“関心ない”っていう最大の武器がある~」
「もう老衰だから、治るとか治らないっていう問題じゃないんだよね」
「~人間て社会に拒絶されるとボケっていうのが始まるのね。」
「“癌”という病名は、今や“風邪”と並んでいたってポピュラーな病名なので~」
「今や日本人の半分が癌で死ぬともいう。」