躑躅

躑躅

 昨晩、珍しいことに知人のTさんから連絡が入った。いつもは、当日連絡が多い。連絡内容は、躑躅ツツジ)を見に行きたいがどうかということであった。場所を聞くと、水道つつじ公園ということであった。ここは、三千坊山登山口である。あまりよくない思い出が一つと、いい思い出がいくつかある。もう3回は行っているんじゃないだろうか。しかし、満開のツツジは見ていないと記憶している。自分は購読していないが、新聞に満開の写真が掲載されたのがきっかけということである。

 今回も迎えに来ていただいた。ナニはともあれまずはランチである。そして、これも珍しいことに決まっていなかった。そこで、自分やアルバイトをしていた時に良く行っていた喫茶店にした。頼んだのは日替わり定食である。今日は串カツであったが、ごはんはたけのこご飯であった。

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 以前、この定食を食べる時に一口で口に入れてしまい、中の楊枝で怪我をしにかかった。この時、自分の串カツの定義は、長い串に差してあるのしかなかった。楊枝で、その楊枝が見えない串カツは初めてであったことを思い出していた。

 そうして、ツツジを見に行く。

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 満開のツツジを背景にお互いに写真を撮る。

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 戻る時の車の中の会話である。知人のTさんがお腹が空くと言う。そういえば、自分のわずかであるが空腹感を感じる。これを解説してもらった。タケノコを食べると腹が空くということがあるようだ。

 別れてから、空腹を癒すために、蕎麦を食べる。冷やし中華用にゴマダレがあるので、蕎麦に掛けて見た。

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 普通に旨い。このパターンもありだな。

 家人を迎えに行く前に公園を歩く。

 トチノキが花を付けていた。

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 これは、タニウツギである。

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 ニセアカシア(ハリエンジュ)も花を付けた。この花は食用とのこと。

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■「夢のつづき」(谷口江里也著、未知谷、2021年)を読む。

「ルシアはもともとイタリアの聖女(サンタ)ルチアから来ていて~」

「バリでは直感が理屈を超えることは珍しくない。」

「美しいものはどこにだっていつだってある、今だってある。大切なのは美を見つけ出す心だ。」

「世界中の若者がなぜか一斉に スマートフォンを煩わしく感じる瞬間が来るような気がする。」

「朝も昼も夜もほとんど外で食べる。パリは食べるところには困らない。」