雑感

■雑感

 家人の休みは、土曜日と月曜日あるいは日曜日と月曜日であるが、休みを代わって欲しいという人と交代したために、今週は土曜日と日曜日の両日と出勤になっている。

 家人が出勤の日は子供の送り迎えが付いて回る。朝、家人を職場に送り届けてからセカンドオフィスへ向かう。ここで、くつろいで、子どもからの連絡を待つ。

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 外を見ると、たまにピカッ!と光るものを感じる。最初はあまり気にしなかったが頻繁に目に入るのでじっくりと外をにらみつけた。正体は、ガラスに映った腕時計であった。

 スマホで新聞を見る。少し前のお悔やみ欄から見ると、知った名前があった。住所も詳しい番地まで覚えてないが町名は同じである。この方は、最初に造園の仕事を発注してくれた方であった。まだ、造園学校時代であった。ヘタですがと言うと、どんなんでもいいとおっしゃってくれた。確認しに行こうと考えて、過去の見積書などを見ていたら、何と番地が違う。”俶子”と”淑子”の違いで別人のようだ。慌てて行かなくて良かった。

 最近は10時半前後に連絡が来るが今日は11時を過ぎても連絡が来ないので、帰宅することにした。昼食の買い物をしている時に連絡が入る。

 昼食は決めていたので楽であった。今日は暑いのでおろしそばにする。付け合わせはタケノコの天ぷらなどとした。

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 蕎麦は、切れたね。ほとんど十割蕎麦なのでこうして切れるが、味は抜群である。

 今日も大満足の昼食を食べる。150円ほどかかっているかな?

 食後はマストの昼寝である。

 その後、図書館分館に向かう。2冊手に取ったが、自分の記憶があてにならないので、スマホで確認すると、2冊とも既に読んでいた。

 今日も家人を迎えに行く前に公園を歩く。花が綺麗である。花を見て綺麗と思う心がまだ残っていることを確認出来て良かった。

 ヤマボウシ

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 バイカウツギ

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 ベニカナメモチ

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 名前を忘れている樹木に出会いたいものだ。ワクワク感が欲しいねえ。

■「狭い道」(山尾三省著、野草社、2018年)を読む。(その1)

「やさしさに徹すること」

「働けば働くほどエネルギー流入しつづけて、絶えることがない。」

「シジフォスは不死の刑を受けた~」

「働くこと、仕事をすることと、労働との間には、確かに異なるものがある。」

「人生を自己として選ぶか経済的な一般的な豊かさとして選ぶかという岐路~」

「~労働=拘束時間、給料、消費が支配要因の社会ではなく、働き、収穫をあげ、食べるという行為が支配要因として生きている社会~」

「働くこと、働きかけること、仕事をすることこそ、神と一体になる方法なのだ。」

「~一介の乞食として日本全国を歩きまわっているという。」

「乞食学会」

「大股で時速八キロとか十キロの速さで~」

「太陽と空気と水のみにて、ぶっ倒れるまで歩け~」

「中国では南極老人星と呼んでいる。その星を一目でも見ると、寿命が何十年も伸びるそうだ」

「俺じゃない 断じて 俺じゃない!」

「~生きるということは常に結果でも目的でもない~」

「人にはやらせられない」

「アオモジの木が白い花を~」

「貧乏を自慢する馬鹿もいないし~」

「福の神とは、~実は欲望の別名であり、貧乏神とは、~無欲の別名であり、謙虚さと心の優しさの別名であった。」