休日ダイヤ

■休日ダイヤ

 今日は仕事である。いつものように朝一でセカンドオフィスに向かう。小雨が降っていたので傘を差して出たが、アーケードに着く前に大雨になってだいぶ濡れてしまった。

 開店直後なので指定席は空いていた。店の方と話をする。新しい方であるが、こっちは毎日のように通っているので顔を覚えられたようだ。フランチャイズ形式であることが分かった。

 常連さんが全員揃った。槍の地震のことで盛り上がった。ちょうど週刊誌に涸沢の紅葉が特集してあり、それを見ながら、話題は尽きなかった。

 今日は日曜日なのでいつもの喫茶店は休みである。その場合は、前回発見した蕎麦屋さんにするが、あまり早く入る必要はない。30分遅いバスで向かう。

 予定通り、日替わりを注文する。なかなかいいと思うし、無料券もくれた。

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 これで、休日のパターンは決まった。

 職場へ行くと、10月のカレンダーに休日の赤丸が付いていた。基本的に火曜日と土曜日が休みである。昨年は10月半ばで終わった気がしたが、19日まで赤丸があった。最低、そこまでは稼働するのだろう。

 仕事が始まる前に、営業部長が寄って来て、自宅の松の木を剪定して欲しいとお願いされたが、丁重にお断りした。駐車場の整理をしているときに、自分の職業を聞かれたが、そのときは、無職というのもなんだかイヤだったので、フリーの造園業と名乗ったのを覚えていたらしい。もう引退したので、請けるわけにはいかない。

 予定では森林インストラクターと名乗りたいところであるが、実態がないのでまだ当分先だろう。NPOを作ることも考えていた時期もあったが、まあ楽な方に流れている。

 今日も早いラインであった、途中で追い付かなくなりストップボタンを押してラインを止めた。ちょうど2時間で終わった。バスは20分後である。

 雨が止んでいたので、小走りに、休みながらバス停まで向かう。間に合った。

 駅から電車で帰るが、確か16時代で遅いのがあったと思い、それまでは喫茶店で一休みしようと改札にいったら、16分後が最後であった。そうか、今日は休日ダイヤであった。

■「この国は、変われないのか?」(室井佑月著、新日本出版社、2020年)を読む。(その2)

「~緩やかな恐怖政治をしいている。」

「~一億総活躍社会は企業の使い勝手のよい働き手を増やすようなことだ。」

「~他人の不運や不幸を踏み台にするような成長戦略は極めて不健全である」

「大多数を犠牲にしても金が欲しい~」

「~人格権は経済活動より上位にある~」

「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富」

「近い将来、ドボンと落ちることを予想しているから、金を貯めこんでいるんじゃないの?」

「~儲けるためには倫理なぞいらない~」

「我々はいつの間にか、人から使い捨ての物に、勝手に格下げされたっぽい。」

「なぜ、人件費をボランティアで浮かそうとする?」

「力のある者が富を独占するのは当たり前で、そうしなければ世界の競争に勝てない。貧しい者はそのおこぼれを待つように、という考え方がおかしいのだ。」

LGBTの人は、マイノリティーである自分らを優遇してくれなんて一言もいっていない。」

「支配されている自覚さえなきゃ、奴隷根性がはびこるだけ。」

「意見を言おうと言うまいと、国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。」

「崩壊しつつある社会は、大勢の生きていくのが精一杯な人間を作り出す。」