モクセイ

■モクセイ

 今日は仕事が休みである。正規の休みである。明日は、交代での休みで、明後日も正規の休みである。しかし、これまでの経験から変わる可能性もある。

 そこで、休みの日の定番でパソコンを下げ、開店時刻に合わせてセカンドオフィスへ向かう。今日も真上は快晴であった。風も気持ちがいい。

 指定席は空いていた。まずは、朝刊にゆっくり目を通す。剣岳の遭難の記事だけ読む。

 おもむろにパソコンを設置し、解説資料を作り始める。2時間もやると根気が続かずやめる。そのころには、常連さんが入店された。今日は二人である。お一人は、宇奈月温泉旅行という。何の話だったか忘れてしまった。

 パソコンを図書館のロッカーに入れて銀行へ行く。毎月1日に記帳しているが、今月は忘れてしまった。通帳の記帳が一杯になったが、自動的に新しい通帳が作られ、2冊出てきたのには驚いたね。

 次いで、呉羽山へ向かう。散策である。100円バスが効いている。

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 ツリフネソウは久しぶりで見た。

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 帰宅後、昼食である。ちょうどご飯が残っていたので、あり合わせで済ます。

 そうして、少し休んだ後、午後の散策である。

 庭木のギンモクセイが花を付けていた。今頃が花期である。キンモクセイはよくあるが見つからない。

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 近くの公園を通ると、キンモクセイの匂いがする。この匂いを頼って探すと、あった。

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 もう秋本番である。歩数は2万歩を越えた。

■「明け方の若者たち」(カツセマサヒコ著、幻冬舎、2020年)を読む。

「平等や公平なんてものは存在しなくて~」

「記憶を呼び起こすスイッチというものが、世の中にはいくつも設置されている。」

「間違いのない人生って、きっと、楽しくないんじゃない?」

「~“あの頃はよかった”なんて愚痴るオトナにはなりたくなかった。」

「~“選ぶ”というよりは“捨てる”という感覚で、自分の人生を選択してきた。」

「優秀なやつほど早く出て行く~」

「~悩んでいることの大半には、正しい答えなんてなかった。」

「一社に留まっているような会社員は、みんなクズです」

「~正しさだけで成り立っている世界は、こんなにも生きづらさに溢れてしまう~」

「いいことがあると、悪いことも起こる。」

「“知らないことが幸せなこと”が世の中には多すぎる~」

「“知らないで済むなら、知ろうとしないこと”」

「減点方式ではない人生」

「持つべきものはいつだって、ラーメン情報に詳しい友人なのだ。」

「相手への絶対的な好意があれば、どれだけ忙しくても返事はできる」

「人間の体は、あっためて甘いもん入れたら、少しは落ち着くようにできてんだよ」

「人は弱ったとき、助けてくれそうな人から連絡するんだよ。」

「プレイヤーとして優れた人間が、マネージャーとして優れているかというと、決してそんなことはないのが世の常だ。」

「どんな勇者でも、逃げていいんだよ」

「大切な人は、いつも突然いなくなる。」

「別れに潔すぎる人間は、残された人たちに少しの不安を残す。」

「~電車を乗り過ごす日は増えていた。」

「~“好きなことで生きていく”なんて大抵はウソで~」

「時間とお金って、いっぺんには手に入らない~」