缶詰

■缶詰

 今日はおかげさまで予定がない。雪一色であったが、休日の朝の気分は清々しいものだ。セカンドオフィスは7時30分開店になるため、それに合わせて家を出る。

 今年の初雪は変である。毎年、雨が続き、だんだんと冷たくなり、やがてみぞれとなる。そうして、♪雨は夜更け過ぎに雪へと変わる、のであった。

 いきなり数センチの積雪は流石に参ったね。長靴を履いて歩く。手袋が必要だと考えていたが、直ぐに出てこないので、軍手をして歩く。

 指定席は空いていた。今日は、休日なのでいつもと客層が違う。やがて、常連さんが2名とそのお友達が相次いで来店された。長靴の話で盛り上がった。

 昼食は決めていた。ここまで、定番の味噌ラーメン、麻婆ラーメン、カレーラーメンと終わったので、今日はトマトラーメンを作るつもりでいた。缶詰は毎日置いてあるのを見ている。この場合は、買い出しは不要である。

 帰宅後、缶詰を手に取ったら、桃缶であった。缶を上から見ていたので思い込みが強くなったようだ。仕方がないので、ある食材で間に合わせる。といっても、自ずと決まるのである。

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 この味噌ラーメンは旨かった。いつもと作り方は変えてないはずであるがと考えたら、やはり蓋つきフライパンのためと考えた。野菜の甘みが十分スープに出ている。

 トマトの缶詰は日持ちがするので、50円代になったら沢山買ってこようとLINEのメモに打ち込んだ。

 少し昼寝をしてからフォレトの準備作業を行う。作業中に電話が入った。フォレストのYさんからで門松を作るのに竹用ノコギリがないので貸して欲しいという内容であった。了解すると5分で見えられた。まさか、普通のノコギリで切っている人はいないと思うが、気にしてもいられない。

 雪は止んだ。いい天気になったので、マックドへ向かう。一服するためである。途中、公園を通るがいい景色であった。

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 なかなかゆっくり出来た一日であった。

 今日は週末なので、歩数の一週間平均が気に成る。平均12,078歩であった。

 ふがいない数字でがっかりであるが、来週頑張ろうかね。

■「バブル、盆に返らず」(甘糟りり子著、光文社、2021年)を読む。

「~今日より明日が楽しくなるはず~」

「若者は、車から離れ、旅行から離れ、スキーから離れ、読書から離れ、ブランドから離れ~」

「七十年代のディスコでは決まったステップを踏むダンスが主流だった。」

「あの頃の若者には無駄という娯楽が許されていた。」

「便利ってつまらない。」

「携帯電話を使うような下品な人とは友達になれない」

「私たちは便利と引き換えに何を差し出したのだろうか。」

「小説のネタにならないかと聞き耳を立ててしまった。」

「~やりがいというものに何より価値があるとみんなが信じていた。」

「いつから勉学は贅沢品になってしまったんでしょうか」

ボジョレ・ヌーボーは毎年それぞれの国の11月の第三木曜の午前零時に解禁ときまっている。」