ぶらぶら

■ぶらぶら

 昨日とは打って変わり穏やかな天候になった。しかし、朝は陽射しは出ておらず、傘を持って出る。日曜日の朝は気持ちがいい。つい、横道にそれてしまう。

 ソメイヨシノのつぼみが赤くなっている。

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 ハクモクレンもリーチ状態である。

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 開店と同時に入店する。日曜日は空いている。

 まもなく、常連さんが来店された。4名全員揃い、いろいろな話で盛り上がった。車のタイヤがホイール付きで安く売っていると初めて聞いた。いつも脱着してもらっていたのでそれが普通だと考えていたが、ホイールごと交換する方が安い場合もあるとか。

 昼食である。今日はラーメンの日である。まかないに面倒はかけたくないので、かけ中に決めた。これは、初めて作ることになる。ラーメンを蕎麦の汁で食べておいしいのかね。しかし、店のメニューにある。付け合せは、豚肉ギョウザを揚げた。

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 恐る恐る食べ始めたが、悪くない。これを考えた人は天才ではなかろうかと思ったりした。レギュラーメニューに決定である。付け合せを工夫していこう。洗い物が少なくていいねえ。

 昼寝をしていると、陽射しが出始めた。昨日はあまり歩けてないので、今日は天気がいいので、ぶらぶら歩きに出ることにした。しかし、目的地はあったほうがいいと考え、月曜日の常連さんの縄張りのお菓子屋さんに行くことにした。ケーキを頼んでイートインコーナーに入ると、コーヒーが無料で飲めるという店である。

 季節柄、ミモザという名前のケーキにした。

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 コーヒーが無くなれば店を出る。近くの公園を通る。この公園は子供達の公園デビューの場所である。今日もたくさんの方が来ている。

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 歩数はまあまあであった。月末が楽しみである。

■「奇縁まんだら」(瀬戸内寂聴著、日本経済新聞社、2008年)を読む。(その1)

「最も恐れていたのは老醜であり、老呆けであった。」

「芸術家は上等の料理を食べ、いい衣装を身につけ、立派な家に住まなければ、豊かな作品は作れない」

「~ボディビルで思考も変るかと訊いた時、変わると答えた。」

「死因はガンで、手術をこばみ断食して、従容と死んでいったという。」

「誰に向かっても合掌し、ありがとうという人。実の娘から“生き仏”といわれる人。そういう年の取り方も不幸とは言えないと思う。」

「香をたくのは、あたりを清めるという意味がある。」

「好きなことやって生涯に悔いはないが~」

「~ある種の作家たちのように、いかにも仕事の多いのを誇るような態度や顔を見せたことがない。」

「~作家とは“家を作る人”と~」

「新幹線の中では絶対本を読まないこと。~目を悪くしますよ」

「文学といえば人生のゴシップですよ。」

「長寿の秘訣はよく笑うこと~」

「自分の生涯で、この人に逢えてほんとうによかった、幸せだったと思える人が一人でもいたら、その人はほんとうに幸せな人生を送ったことになろう。」