暴風雨

■暴風雨

 このところ日課になっている作業がある。朝で掛ける前に、天婦羅を揚げて家族に食べてもらうことである。余ったら、自分の昼食の菜の一つになる。いつもは、一度に全部揚げていたが、今日からは少しづつ揚げた。

 今日は午後から暴風雨になる予報である。風速を見て驚いた10m/秒以上になっている。そのため、午前中に精力的に歩くことにした。

 歩きながら、目立っていた植物を撮る。これは、ハハコグサであろうが、間違っているかと思い調べた。

 これはキク科である。山に生えるのは、ノコンギクヨメナ、ボロボロギクなどで済むが、街中はそうはいかない。懸命に調べたが分からず。近いもので、エリゲロンと出ていた。

 アオサギが佇んでいる。

 セカンドオフィスには、開店直後に入店した。今日も居眠りが多い。まもなく、常連さんが2名来店され、花の話などで盛り上がった。

 今朝の朝刊に知っている方が載っていた。あそこに載ったらおしまいである。昔はお世話になった。82歳では若い方ではないかね。ご冥福をお祈りします。

 雨が降らない内に帰ろう。いつもとは違った通りで帰る。

 これも見たことにない花である。白色もあるので、色が変わるのかもしれない。懸命に探したが分からず。近いもので、チェリーセージと出ていた。

 これは、モッコウバラである。

 本日のメインイベントである。見たことのない樹である。懸命に調べたが分からず。近いもので、カロライナジャスミンと出ていた。これは、覚えておきたいね。

 驚いたことに水場があった。柄杓がおかれてあるので、呑めるのだろう。しかし、勢いが激し過ぎである。もったいないという気持ちが先立つ。

 よく見る雑草である。コメツブツメクサである。

 遠くから見ると変わった木があったので、近づくと。クスノキであった。若葉はこんな感じなんだ。

 帰宅後、昼食である。今日はラーメンの日である。冷蔵庫の残り物で作ることにする。冷凍イカが期限切れになっている。これに、トマト缶詰でイカトマトラーメンにした。こんなのは、世の中にないだろうねえ。驚いたことに、朝の天ぷらは無くなっていた。よしよし!そのため、2回目を揚げる。

 味は悪くなかった。しかし、レギュラーメニュー化は見送ろうと思う。イカが高いからである。もう一切れあるが、数日後にタラコイカスパで最後にしよう。

 午後から第二部へ行きたいが、暴風雨で出れず。ゆっくりと、昼寝をしていたら、あまりの寒さにファンヒーターを入れる。温かくなったら元気になったので、最短の喫茶店に向かう。ここでも、居眠りが多かったね。それでいいのだ。

 明日がどうなるのだろうか。今出ている予報はあまり信頼しておらず、明日朝の予報で行動を決めたいね。

■「すごいトシヨリ散歩」(池内 紀・川本三郎著、毎日新聞出版、2021年)を読む。(その1)

「~もう三十年くらい応接間がわりにしている喫茶店があって~」

「親子のあいだでも、丁寧語を使っていました。」

「~歴史は継続するもので、記憶が切れたら歴史が途切れてしまうと考えるんです。」

「文明とは古臭いことだ」

「やることなすことすべての基準がアメリカになっている。」

「~一ヵ所に固定されてしまう別荘を持つより、いろんなところに滞在先を持ちたい。」

「自分が老いたときに~その遊びの工夫は、人から教えてもらうんじゃなく、自分でこしらえるのがいちばんですよね。」

「最後の時間をどう過ごすかは、まったく個人の問題ですから。」

「車だと、僕は旅行した気がしないな。」

「~朝起きると庭のイスで紅茶を飲みながらモーツァルトを聴く~」

「~主治医が先に逝くなんて、サギにあったみたい。」

「当のドイツ人が、大量虐殺はおろか、アウシュビッツという強制収容所があったことすら知らない~」

「過去を見ない者は、現在も見えなくなる」

「戦争とは異なる手段による政治の継続である」

「~映画のロケ地~小説の舞台~」

「行きたいところを記した、自分だけの地図を作っておくと老後は楽しいです。」

「~自分の記憶はもうダメです。」