柏餅

■柏餅

 今日は晴れるようだ。朝から天ぷらを揚げ、メンマもどきを作って出かける。頭の中は昼食の事である。今日はラーメンの日である。暑ければ冷麺で寒ければ温麺で考えていたが、なかなかまとまらない。結局、オーソドックスなミソラーメンになった。上に、めんまもどきを大量に散らした。家人が、柏餅を買って来てくれた。

 柏餅については、その意味などあまりしらない。自分としては、かしわの葉の方が興味があるね。

 昼食後はブラブラ歩く。イチゴの葉があったが、花は見たことがない。調べたら、花いちごとあった。もちろん図鑑には載ってない。

 公園で休んでいると、ヨックルさんから連絡が来て、柏餅をもらって欲しいとのこと。ちょうど、この公園にくる予定も確認できたので、ここで待ち合わせる。

 公園の中で、異変を感じた。イヌシデの葉が黒変している。クロスス病かもしれない。そうであれば、カイガラ虫の排泄物なので、この程度なら問題は無かろうと思う。

 ヨックルさんが到着である。あまり変わってないということであったが、毎年会っているのでそうだろう。今回も、女性4人と今年の山行のLINE打合せを頻繁に行っている。

 えッ! こんな高級品を理由を確認したら、あげるべき人が駄目になったらしい。賞味期限が今日までなので、自分に行き着いたとのこと。

 ちょっと、普通のとは違うね。

 帰路は、初めての道を歩く。ウツギが庭木で咲いている。

 これは、オダマキであろう。

 今日は、柏餅付いた日であった。

 2種類の柏餅をいただいたが、葉の裏で包んであるのと、葉の表で包んであるのとがあった。なんか意味があるのかと思ったが、とても調べる気力は沸かない。

■「すごいトシヨリ散歩」(池内 紀・川本三郎著、毎日新聞出版、2021年)を読む。(その3)

「近所のドトールには毎朝のように行きますが~」

「自宅に書斎や応接間を持つ余裕がないから、喫茶店で本を読んだり、人と会ったりする。」

「~冬場は家で暖房を使うとお金がかかるから、カフェを使っていました。」

「~“銀ブラ”の語源は銀座に来てパウリスタでブラジルコーヒーを飲むこと~」

「自分の喫茶店を三軒見つけなさい」

「~喫茶店は大きな人生勉強をするところでもありました。」

「――出会いに別れ、人生勉強に人間観察・・・・喫茶店というのは、なかなか偉大な存在に思えてきました。」

「チェーン店といえば、私が毎朝ドトールで食べるのはBモーニングと決まっていて~」

「~こちらが入りにくいと思うように、逆に店側も私のような人間に入って来てもらっては困るという空気を感じることもある。」

「~客が店をつくる~」

「~フリーの物書きというものが成立しなくなっている~」

「いまは、お金はあっても、文化事業にお金を出してくれる企業は減っているように見えます。」

「無理して時代についていこうという気が、まったくなくなりました。」

「~個人商店が社会の主体なんです。」

「~全部読むと始めのほうに読んだのは忘れているから、何回も読める。」

「読書の楽しみを知るか知らないかは、人生にとっては大きいですよ。」

「美食は、健康にはよくないのかもしれませんね。するとわれわれは長命ですね。」