講座準備

■講座準備

 今日は忙しい日になりそうだ。予定では休息日であったが、やり切ってしまわないと落ち着かない。

 まずは、昨日のクワジャムを試して見る。ちょうど、朝食がハンバーグだったのでパンに付けて味わう。なかなかいいではないか。家人にも勧めたが、気が進まないという。まあ、確かに見た目は悪いが味は保証できる。そうなら、全部自分で食べることにした。

 この後、ナツグミ、アキグミと予定しているが、グミは酸っぱいのでこんなに上手くはいかないだろう。

 開店と同時にセカンドオフィスに入るため、6時過ぎにパソコンを引っ提げて家を出る。この時間帯は車が少なく気持ちがいい。

 並んだのは三番目であった。しかし、指定席は確保できた。ここで、11時近くまで作業をする。久しぶりに充実した時間であった。

 帰宅後、昼食である。今日はラーメンの日なので冷やし中華にした。後は、いつものメンバーである。

 今日も満足のいく昼食であった。

 しばらく昼寝をして、フォレストの準備作業を行う。

 15時30分になったので、出前講座を行う小学校へ向かう。その帰りに公園を歩く。

 これは、ハルガヤと出た。

 実生のハリエンジュである。幼木の場合、トゲが凄いね。名前の由来である。

 ニワウメも実を付けている。食用と聞いたことはあったが、見た目で旨そうではない。

 講座資料はまだ未完成である。もう何回かしなければならないだろう。

■「ノーコスト林業のすすめ」(荻 大陸著、日本林業調査会、2022年)を読む。

「需要は無常である。」

「まったくコストをかけないノーコスト林業―――それが薪炭林業といえる。」

「現在の林業は、地拵え、植林、下刈り、間伐、枝打ち、伐採にいたるほぼすべての作業工程に公的助成を受けながら、それでいて経営として自立ができていない。」

「外需というのは本来的に不安定でリスクの高いものだ。」

「そもそも日本の林業は一部の例外はあるが、もともと間伐をしないのが一般的であった。」

「間伐をしなかったからといって、それによって問題が生じたということもない。」

「~ボカスギ林業富山県)について~3000本/haとみてよい。」

「製材業者が100㎥の丸太を購入して製材し、それを150㎥の製材品として販売する。」

「外材が“空気売り”を崩壊させたのである。」

「建築用材の市場は集成材が標準となっており~」

「~ヒノキ=高級材との神話を生むに至る。」

「目先の需要に合わせ、生産目標を設け、伐期を定め、それに向かって木を育てる、しかしそれが報われることはない。」

「~阪神・淡路大震災においても~無垢製材品から集成材への需要のシフトが起こった~」

「森林の多様性こそが需要に対する供給体制のベストミックスといってよい。」

「広葉樹~需要はきわめて旺盛なのである。」

「売り物にならない樹種はない」

「問題は乾燥なのである。集成材は含水率13%以下のラミナを積層接着してつくられる完全乾燥製品である。」

「農産物の品質が、非常に劣化してきた~」

焼畑で作る作物は、昔も今も農薬を使わない。」

「ソバも、焼畑では非常に粘りのある~十割ソバが打てるようになる。」

「栄養過多に陥った肥満児的植物は、動物がそうであるように、代謝障害を引き起こす。」