吉峰山

■吉峰山

 今日も約束は無いのでいつものセカンドオフィスに向かう。今日もルートを変えてバリエーションを楽しむ。フジの花が咲いている。

 サルノコシカケが子実体を付けているということは、この木の中は菌でいっぱいということである。

 ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)と出た。

 ところが、駅へ近づくにつれて気が変わった。ちょっと贅沢ではあるが、新しく出来たビルのパン屋さんに向かう。確か、モーニングサービスをやっていたはずである。

 いつもと違い静かで落ち着く。入り口に近いテーブルに座る。直ぐに居眠りが始まる。すると誰かが入店された。そうすると自動ドアが開いて、外の風が入ってくる。店のエアコンの冷気と混ざり、極楽極楽の時間であった。

 駅なのでWi-Fiは使えるが、電源はどうかと確認したら、下にあった。電源席も別途用意してある。新しいセカンドオフィスに登録である。

 昼近くになったので、図書館へ入る。看板があった。これを見て冷や汗が出た。自分は、自然に「死ぬまでにしたい10のこと」に読み替えていた。確か、10年以上も前に書いていた。見るのも忌まわしい。もう10年以上たって達成具合がどうだろうか。100名山登頂も入っていたが、まだ半ばというか、もう無理であろう。

 今日は蕎麦の日である。どんな蕎麦にするかを考えながらアーケード内を歩いていると、知人のTさんからランチのお誘いが届いた。

 近くでピックアップしていただいて、ファミレスのランチを食べる。

 腹ごなしに公園に向かう。日陰を選んで歩いていたが、まだ時間はある。そこで、山へ行こうとなり、ここから最短の吉峰山に向かう。

 頂上の展望台での撮影である。

 腹が目立つね。

 知人のTさんと別れて帰宅する。休む間もなく、フォレストの準備作業を行う。

 今日も楽しかったね。

■「生物としての静物」(開高 健著、河出書房新社、2022年)を読む。(その2)

「“時間”と“時刻”は現代人の強迫概念の幻想にすぎない~」

「今日一日、自殺を考えなくてすませられそう。」

「第一頁の文字の行列を見ただけで全体が何となく分かるようになり~」

「~読んでは忘れ、忘れては読みする~」

「“お守り”は、英語では“タリスマン”と呼ぶ。」

「大昔から肉体の疲労は甘味を要求し、精神(もしくは心、もしくは精神)の疲労はアルコールを要求することになっている。」

「~ヒトの肉の枯れは水と塩と二つの喪失で起こるのである。」

「酒を飲んだら水を飲め。」

「~こういう国には廃品とか廃物などという物がないということ。」

「~ゼニを惜しむな、安物を買うな~」

「~人生万時、身銭を切ることを惜しんではいけない。」

「他人の物を盗むのは悪いヤツである。しかし、そもそもそんな気を起こさせるヤツも悪いのである。」