出前講座(3)

■出前講座(3)

 天気予報では日中の気温が33℃と出ていた。今日は、昨日と同じ動きになりそうである。午後から、出前講座である。今年度の小学校3回目である。この後を数えると8回ほどあるが、今後申請書があればもっと増える。

 朝は5時過ぎに起床し、朝シャン後、ハムマフィンとハッシュドポテトにアイスオーレで朝食を済まし、セカンドオフィスに向かう。朝方、日陰では涼しい気がした。風も良く吹いてくれていた。

 今日もホットコーヒーになった。比較的冷気が来ない場所に座った。

 図書館へ寄っていたら時間が少なくなった。今日は蕎麦の日である。ゆとりがあれば、天婦羅でも揚げるところであるが、あまり余裕がないのでとろろ冷やし蕎麦にした。

 ゆっくり休む間もなく、会場へ向かう。今日まで何回か電話をしていただいている。この小学校でも感染者が発生したので、だいぶ迷われたようである。しかし、知事の行動制限はしないという言葉で開催に踏み切ったとのこと。しかし、生徒は違った動きになった。今日は、小学高学年20名ということであったが、ぞくぞくと不参加になり、低学年も含めて14名になった。

 実は、クラフトはナイフを使う。高学年ならばサポートも少なくていいので3名での対応にしていた。しかし、嫌な予感がしたが、もう後戻りできない。

 自分の出前講座である。

 続いて、クラフトの説明である。

 ノコギリ作業とドリル作業は外で実施する。ナイフ作業は中で行う。やはり、満足に削れないので、校長先生も応援に入る。

 作品は、バードコールと木笛である。

 終わった後、私は明後日の方を見ていたようだ。意識が半分飛んでいる。いろいろ、聞かれたが、メモを取るだけで思考能力は無くなっていた。

 やっと帰宅したら、市役所で書類を取って来て、子どもに送付して欲しいという連絡が入っており、ぼ~っとしながらアチコチ行く。封筒は百均で買えば安いが、時間が無かったので郵便局で買ったら、1枚55円であった。百均は12枚110円である。

 その後は、道具類の後始末である。これも汗が噴き出す。なんか、どっと疲れたね。

 しかし、この後、書類を作成しなければならない。

■「読んで旅する。」(伊集院 静著、小学館、2022年)を読む。(その2)

「昔の人は考えられぬほどよく歩いていた。」

「人の何倍も練習することは、正直、他のプロも実行している。」

「ゴルフは上手いだけが価値ではないことが、大半のプロにはわかるまい。」

「ゴルフをおやりなさい。十年は長生きします」

「“変化を恐れるな”“言い訳はするな”“視線を上げろ”」

「辛苦、辛酸だけが人間を育てる」

「“恐怖”は生きて行くために必要なものなんだ」

「本物の創造物というものは私たちの情緒をゆたかにしたり、さらに言えば喜びを与えるものであって欲しい。」

「そうして三時間以上、美術鑑賞をするものではないと書いてあった。」

「モネ~絵画をあきらめたり、見放すことが一度たりともなかった。これが並みの画家と違っていた。」

「家族を失くすことは、その死を容易に受け入れられないのが普通である。」

「ミロ~私は本来創作とはこうした無名性の中にあるのではないかと思います。」