■満腹
昨日の疲れが残っているようだと考えていたら違っていた。ワクチンの痛痒さであった。今日は、午前中は晴れそうなので、朝から出かけることで考えていた。おかげさまで予定はないが、やることはある。
家人が遅番なので、朝食を作る。このところ、マフィンにチーズとハムを挟んで熱々を食べながら、カリカリのハッシュドポテトを齧ることが続いている。飲み物はアイスオーレである。自分で粉からドリップした。
6時過ぎには出ることが出来た。いつものルートを歩いていると、急にアベリアの強い匂いに立ち止まる。へ~ッ!という感じであった。
途中の新桜町交差点にベンチがある。ちょうど疲れを感じるところなのでベンチに座って信号が変わるのを待つことにしている。しかし、今日は、座っていると非常に気持ちのいい風が吹いて来てくれて、信号を2回ほど見過ごす。
セカンドオフィスでは、エアコン直下の冷気の当たらない場所を確保できた。
本を読んだり、居眠りしたり、考えごとをしたりと過ごす。すると、知人のTさんからランチのお誘いが届く。待ち合わせ時刻に待ち合わせ場所に着くように店を出る。途中公園を通る。花が咲いていた。
知人のTさんと合流し、ランチ場所へ向かう。実は自分はこの時まで知らない。車の走る方角で当てずっぽうを言いながら楽しんでいる。今日は、ある順位で1位になった回転すし屋さんという。ランチは基本1000円以下が条件である。
朝が早かったので、かなりお腹が空いている。ランチ用メニューを見た。たくさんある。その中で、条件に合う満腹○○を頼む。15貫も付いているんだ。シャリは暖かかった。
自分は、前回他のお寿司屋さんで急いで食べ過ぎて吐気を感じたので、今回は一貫づつゆっくり味わって食べた。ガリも立派であった。これで、お腹いっぱいである。確かに満腹○○であった。
腹ごなしは決まって散策である。近くの山へ向かう。ところが、歩こうとするとほぼ同時に強い雨脚になったので、中止して車に戻る。
それなら、珈琲だね。と走ったが、知人のTさんは、買いたいパンがあるという。売り切れのことが多いらしいので残っておればめっけもんというパンらしい。それなら、自分も買おうと店に入る。5個だけ残っていた。
このパン、クロワッサンの上にチョコレートを掛けただけトワイエ、あまり他のパン屋さんでは見ないパンであった。知人のTさん持参の保冷バッグに入れてもらいコーヒーである。
知人のさんと別れて帰宅する。今日は、まだ雨が降ってないので、フォレストの準備作業を行うことにした。15名参加とばっかり思っていたが、40名と分かり不足分を加工しなければならない。汗も出て疲れたね。何とか作り終えた。
部屋に戻ってメールをチェックすると先ほどの行事が中止になったと連絡が入っていた。先にメールを見ればよかったね。今までの労力がタダ働きになってしまった。
だいぶ気落ちしてなご成っていたら、急に元気になる瞬間に起き上がり、クロモジ茶を細かく切断する。指で折った方がいい事が分かった。もう少し乾燥させて、煮だして見ようと思う。
だらだらしていたら、夕飯である。家人が遅出なので作らなければならない。いつもは昼用に作っているのを夕飯で食べることにした。マーボスパゲッティである。先日テレビを見ていたら、砂糖を入れていたので入れて見た。
ご飯も余っていたので、マーボ丼も付けたら食べ過ぎである。満腹満腹の一日になった。
■「大人のカタチを語ろう。」(伊集院 静著、集英社、2019年)を読む。(その1)
「人間が集団で行動するのは、生き続ける能力がきわめて脆弱だからである。」
「つまり仕事とは、生きるための人間の行動なのである。」
「身体の疲れは、休養、栄養をとれば快復するが、オツム、ココロがおかしくなった場合は、人間は簡単にすべてが壊れてしまう。」
「~“逃げて逃げまくれ”が大切なのである。」
「そういう連中の行き着く先は見えているし、悲惨なことが待っているだけだ。」
「ただ“毎日”やるのです。」
「一日として欠かさずひとつのことをやり続けることができたら、その人にしか見えないものが見えてきます。」
「簡単なほうを選ばない、ということを決めておくんだ。」
「まずは強靭な精神力と、何度失敗しても、平然とやり直し、挑み続ける体力を養っておかなくてはならない。」
「出逢いがあれば必ず、別離はやって来る。」
「死別は、さまざまなものを遺された者に与える。」
「答えがないものは世の中にゴマンとある。」
「出逢いがすべてなのである。」
「~悲しみにも終わりはあるのです」
「父と子というのは、あまり会話はしないものだと私は思っている。」