半ドン

半ドン

 先日、街中を歩いていたら、七夕飾りが飾ってあった。

 おそらく、捨てるには惜しいので・・・・というような気持ちであろうと推定されるが、季節感が無くなったなあと感じた。

 今日も仕事である。今日は土曜日で平日より多くの人が来店される可能性があるので朝から3人体制で駐車場整理にあたる。天候はどしゃぶり雨である。その中、服が濡れるのもかまわず傘を差して駐車場に立った。なんだか、先日の登山のような感じがした。なんせ、10時販売のところ7時から並ぶので大変である。今日も大きなトラブルは起きなかった。

 午前中が終わって引き続き午後の部に入ることになっていたが、入荷が少なく午後の部はナシになった。そこで、交代が来た時に、帰るといい、帰宅した。今日は土曜日で半ドンである。今は、あまり関係ないか。半ドンを知らない人も多くなったように思う。

 自分は職場の大型冷蔵庫に、弁当と自宅から持って来たお茶のペットボトルを置いている。お茶は2Lで6円ほどになる。今日は2Lのペットボトルを交換する日である。冷蔵庫のペットボトルを取ると、中に残っていたお茶が凍っていた。誰かが設定を変えたのだろうが、不特定多数が利用する設備は各人の習慣が違うので危なかった。

弁当も入れたが、半ドンなので自宅で温めて食べた。

 食後、喫茶店に向かう。

 本を読んだり、居眠りをしたりと働く前の自分に戻れた。少しリラックスできたようだ。

■「タダキ君、勉強してる?」(伊集院静著、集英社、2022年)を読む。(その2)

「~そうそう人に頭を下げないで仕事をやっている人間でございますということを、きちんと世に示さねばならない。」

「ひとつの作品を仕上げようと思ったら、悪魔とだって手を結ぶ。」

「正月に暇なやつなんか、だめだ。」

「~彼は毎朝早起きをすると、パソコンを携えて家を出て、街のコーヒーショップへ行く。」

「極めて普通。極めて平穏。」

「通りすがりのような人間にすら惜しまない深い優しさが~」

「自分にとって大切な存在を傷つける者たちを、絶対に許さない。許したくない。」

「遊びだから、楽しめ。」

「~人は人でしか作られないのだと、あらためて思う。」

「人に物乞いをしたら、もう廃人と同じだ」

「事業家として成功しても、父は決して贅沢をしなかった。」

「これまでの私の人生において、どんなときも“働かない”という選択肢はなかった。」