■無題
今日も仕事である。雲が出ていたが、雨は降らないような感じであった。今日もアラームで起床する。朝食、弁当、コーヒーはいつもと同じである。
時間になったので事務所へ行くと午後からは投入工程になっていた。人事部長が出勤して来て、何時に来ているのかと聞かれたので6時半と応えると、いきそっておられた。ラッシュが嫌いであることを述べただけである。しかし、自分より早い人も一人いるんだがねえ。
荷卸し部隊は9人であった。なぜか、大学生も来ていた。入荷量は少なめであったが、昨日の分もあるので、3時間以上はかかりそうである。そろそろ、今年の仕事も終わりが見えて来た。
帰宅したら薄暗かった。
■「花をめぐる物語」(安西篤子・太田治子・尾崎左永子・小池昌代・馬場あき子・星野 椿著、かまくら春秋社、2015年)を読む。(その1)
「~自分は梅干しを食べていたおかげで、病気に罹らなかったのだそうだ。」
「桃の葉に薬効があることは、まちがいない。」
「~庭に沢山の果樹を植えたのは、来たるべき食糧難に備えるつもりだったのであろう。」
「~私鉄の駅の傍の喫茶店に立ち寄り、持参の文庫本を読みながらコーヒーを飲む。これが私のささやかな愉しみである。」
「こうした心のゆとりも、老いの一得と云うべきか。」
「死は確実に近づいている。」
「~人間は一人~」
「胃腸のやや弱い私に、朝のキャベツは欠かせない。」
「~素心蝋梅~花の底まで淡い黄で~」
「~いつの間にか平和に馴れて、“生きる”という現実の切実さを忘れていたのではなかったか。」
「わたしが知らないだけなのだが、無名の風情には、こころひかれるものがある。」
「野にある素材が、形を変えて、モノになる面白さ、~」
「全体として、縮小、滅亡へ、わたしたちは歩いている。」
「人生の基本形は不幸で~」
「花の生涯は短いが完璧だ。」