動作確認

■動作確認

 今日は午後から予定がある。来月実施する出前講座のために隣町の小学校へ行ってパワーポイントが正しく動作するかどうかの動作確認を行うのである。これをやっておかないと本番で大恥をかくことになる。

 朝は、いつもとおりであったが、なんとなく本調子ではない。天気がいいので、いつものセカンドオフィスまでの片道4kmが何となくしんどく思え、最短の喫茶店に向かう。ここは、Wi-Fiが使えないのでセカンドオフィスに認定していない。

 しばらく行かなかったが、モーニングサービスを始めたようだ。自分が毎朝食べているマフィンであった。しかし、500円以上とは参ったね。

 コーヒーが無くなった時点で店を出る。まだ少し早いが、昼食の準備がある。この準備の中には、冬瓜の調理と冷凍保存がある。

 冬瓜は冷めても美味しかったので先に作る。今日は、あんかけにした。メインは焼きそばである。まず、中華麺を少し硬めに茹でてから使う。量が多そうに見えるが、6割以上は野菜である。肉は、バラニクなどは使わない。トンカツ用の高い肉を切って使っている。野菜は、一目、二目、三目・・・・・、面倒なので五目以上は入っているので、五目焼きそばとしよう。ソースは、3種トリプルである。

 家人が東北出張で買って来たお菓子がデザートで着く。箱で買ってきたので、職場へ持っていくのだろうと考えていたら自家用であった。地元にも似たようなお菓子がある。

 大根寿司は、昨日より旨くなっていた。もう2日後ほどが食べごろだろうと考えているが、そのころには、無くなっているだろうね。

 今日も満足のいく昼食になった。

 打合せに小学校に向かう。2回目なので交通費は出ない。トホホ。体育館で実施するのであるが、壇上へは登らないことを了解してもらった。案の定、不都合が生じた。よく分からないが、アニメーションの設定がどうのこうので、設定を変更していただいて正常動作を確認した。マイクはピンマイクではなく、手で持つマイクにしてもらった。

 簡単な打合せも行い、近くの温泉に向かう。空いていたね。もう予定がないので、ゆっくりと浸かる。

 火照りを冷ます目的もあり、アキグミの様子を見に公園へ寄り道する。なんと、熟しているではないか。そろそろ、予定に入れておかなければならない。まあ、ジャムだろうね。グミ酒が代表的であろうが、アルコールは脳細胞を溶かすので、ジャムにしよう。ナツグミでも作ったが、あまり旨くはなかった。アキグミは、もっと手ごわい。まあ、失敗覚悟でやって見よう。

 帰宅後、洗濯物を取り入れ、洗濯し、先日開店した店へ向かう。幸い、一番近いマックドになった。開店時刻と電源の有無の確認である。広く快適であった。電源は、USBのみになっていた。Wi-Fiは1時間だけなので、ここではあまり作業はできないか。

 ここでもコーヒーが無くなった時点で帰宅する。

■「こんな老い方もある」(佐藤愛子著、角川新書、2017年)を読む。(その1)

「そうか私はまだ元気なのか、と。」

「老い込むことが私の自然であればそれに従えばよいではないか。」

「欲望は人間に活力を与えるもとであるから~」

「老人の人生経験は今は後輩たちに何の役にも立たない時代だ。」

「どんなに頑張っても人はやがて老いて枯れるのである。」

「~私が直面している問題は、いかに自然に老い、自然にさからわずに死んでいけるか、ということだ。」

「楽しい老後など追求している暇は私にはない。」

「~消防署から枯草刈の命令もくる」

「~緊張がないと人間ってダメになるんです。」

「機械に服従するしかない人間を造って、一億総アホにしようと企んでいるのか。これは何者かの陰謀だ!“文明の進歩”という名の陰謀。“便利”という名の堕落。」

「ものごとを深く考えないで、身を斜にしてしたり顔でいってのける。」

「今では我慢をすることは正しくないこと、人間として不自然なことだと考えられているかのようだ。」

「その頃は小説なんぞ書く人間は“人並みでないヤツ”であり、反世間的なことであり、且ものを書くとは孤独と不幸と貧乏と隣り合わせに生きることだという価値観が定着していた。」

「クソミソにけなされて帰ってきた。」

「安価であるということは、従ってセルフサービスであることが条件になっている。」

「不都合を感じるのは、“感じる人間”の方で、感じない方は太平楽だ。」