アアア

■アアア

 今週は忙しい。今日は医者である。少し前にコロナワクチン接種券が届いたので、定期検査といっしょに受けようと綿密に日を選んで申し込んだ。おまけにインフルエンザ予防接種の接種券もあり、コロナと同時にできることは伝わっていた。

 半年に一回の定期検査では、血液検査があるので、朝食は抜いて、歩いて病院に向かった。コロナワクチン接種は11時予約になっているので、朝一に病院に向かって、先に定期検査を受け、その後、朝食を摂りコロナワクチンという筋書きであった。

 窓口でその旨を伝えたら、通常の検査とワクチン接種は同じ日に出来ないと言われた。そんなばかな。時間もずらしているのに。以前の自分だったら、3分の診察も出来ないのかと皮肉の一つも言っていただろうが、歳を重ねるに従って丸くなったのか、口に出ることは無かった。

 優先すべきは予約しているワクチン接種なので、一旦戻り朝食を摂る。予約時間に再び訪問する。

 処置が終わったが、自分の頭の中では、サムライの替え歌が流れていた。

 ♪♪ 左腕にはコロナ~ 右腕にはインフル~ 検査は出来ない また来いよ~ アアア アアア アアアーアアア~。

 そして、知人のTさんからランチのお誘いが入る。13時待ち合わせである。天気が良かったので待ち合わせ場所近くのコーヒーショップで時間を過ごした。

 今日は何を食べようと言うのか楽しみである。もう通常のランチで貧しさを感じるのは勘弁である。

 しかし、今日は凄かった。2000円近いランチを食べようということになった。

 自分は驚いたが、同意した。

 これは、豪勢である。この他に、後から酢の物も付いた。特に、刺身が美味しかったね。ギンダラの西京焼きもカブの椀物やテンプラも驚きの連続であった。

 食後は、コーヒーである。

 食後は、お約束の散策である。環水公園を歩く。

 ラクウショウの実が落ちていた。いい天気で、風も良く、気持ちが良かったね。

■「70歳のたしなみ」(坂東眞理子著、小学館、2019年)を読む。(その2)

「芸術品以外のモノは消耗品で、形あるモノは必ず滅びる。」

「偉人伝 ご苦労様と 読み終える」

「自分の人生を肯定すると、人に優しくなれる。」

「~身近な人の成功を必ず言葉で祝福し褒めてあげる。」

「多くを求める人は多くのものが足りず、つねに貧しい。少しで足れりとする人こそ豊かなのだ」

「歳をとったら“義理欠く、恥かく、人情欠く”でいいのだとうそぶいていては、あっという間にボケてしまう。」

「やりたい人が少ないから高齢者が頼まれるのである。」

「人間としてのたしなみのなさが、下流老人をつくる。」

「自分を励まして少し無理して生きるのが高齢期を豊かにするライフスタイルだと思う。」

「10年間一つのことに打ち込めば一人前になれると言われる。」

「たとえ明日世界が滅ぶとも私は今日、木を植える」

「キーワードは“コマメ”である。」

「~できれば60歳前に早期退職して転職、あるいは自分で小さなビジネスをスタートした方が良い。」

「なんで若作り服装をして~」

「~自分が人に何かを与えることができると自信がわき、幸せになる。」

「お金がなくても地位がなくても与えられることはたくさんある。」

「人を世話している人は、人の世話をしない人より18%長生きするそうだ。」