■虫倉山
数日前から週間天気予報を見て今日だけが天気がいいと分かっていた。久しぶりに登山をしようとくさのさんとやり取りしていた。県内の同じ山ばかり登っても感動は少ないので、今回も県外へ行くことにした。標高は1400m程度である。一番悩んだのは積雪の状態である。この標高では積雪が多いと考えて自分は、長靴でのぞんだ。一般道を運転を交代しながら向かっていたが、果して林道は通れるのかということが話題になっていた。車窓から見える前面の山は真っ白である。おまけに、車道の脇は霜で真っ白である。そこで、登山口まで行けなかったことを考慮して、代替え案を出し合う。
ここで、くさの節が炸裂する。あれは、北斜面なので積雪が多いが、南斜面は雪は少ないか溶けているということであった。
幸い林道には積雪はなかった。いい天気である。
ガイドブックでは、登山口まで車で行けることになっていたが、途中で通行止めであった。こんな時は、林道をひたすら歩くのである。
30分ほども歩いて登山口に到着である。この前に駐車スペースがある。
登山口である。この山は登山口はいくつかあるが、今回は初心者用の不動滝コースにする。
事前に地図を読んで来たが、登り一辺倒で、頂上近くでなだらかになると調べていた。
名前の由来になった滝である。
鎖場もあったが、鎖は利用しなかった。
なんと、直ぐにガレ場がある。ここは、本来川であったが、土砂が崩れたようだ。
長靴では辛いね。
土砂崩れの場所である。狭いが渡渉もある。
くさのさんである。気温は氷点下2℃であるが、手袋をされてない。
樹皮の白っぽい木があったが、シラカバではない。雪もちらほら見える。
ヤマブドウの木があり、下に落ちている。
この山の特徴と言っていいかもしれないが、岩の上に木が成長している。たくさん見えた。
チェックポイントの金倉坂である。ここを登ればショートカットが出来そうであったが、やめておいた。
標識は撮っておこう。後30分の距離まで来た。
四阿というか、休憩場所がある。休んでおられる方もおられた。
尾根に着いたが、面白い光景であった。この写真の左斜面は積雪があるが、右斜面は積雪がない。例えていうと、阿修羅男爵のようなので、この道を阿修羅道と命名する。
登頂である。先行の方が写真を撮影されていたので、先に三角点を撮る。
集合写真を撮ろうと並んだが、くさのさんが持っている木の支柱が折れてしまい、こんな写真になった。これは、撮り直しである。
集合写真である。
この山の頂上からの眺めは最高である。後ろ立山連峰が見える。
こっちはどこだろうか。
天気が良くて遠くまで良く見える。
頂上には、いくつもの下山ルートの標識が立っていた。
向こうに標識があり、少し寄り道をすることにした。この樹のベンチに座って、後ろ立山連峰を見ながら一服する場所であった。
流石に頂上付近は積雪が多い。
下山の途中の標識である。
ここで、ブラなんとか、のように二手に分かれる。くさのさんが途中で柏鉢城跡に向かう標識があったということで、そこ経由で戻るということになった。自分は、同じ道をピストンである。
ここからはくさのさんの写真である。道は広いようだ。
ここにも大岩に木が成長している。
城跡の看板である。
いい道である。
こんなところに祠がある。
写真では分かりにくいが急傾斜とのこと。
くさのさんは、柏鉢城コースの登山口に下山された。
これは、自分が下山した時の写真である。ここからひたすら林道を下る。
駐車場で合流して、道の駅に行って、買い物である。自分は、リンゴ一箱を買う。
先に昼食である。ここに入ったが、ランチタイムは14時までであったので、入れなかった。
白馬駅の近くの店に入る。
くさのさんは、チキンカツ定食、自分は野菜炒め定食にした。
定食には半ラーメンが付く。味は良かったし、量も満足である。まあ、当たりであろう。
昼食後は、温泉に入る。国道沿いの温泉に入る。ここの泉質はアルカリ泉であり、温度も少し高めで気持ちが良かったね。この温泉も当たりであった。
今回の登山は、山も良く、食事も良く、温泉も良く、素晴らしかった。紹介していただいたくさのさんに感謝したい。
帰宅後、ニシンのダイコン寿司を上げる。明日は、もう一ロット漬ける予定である。
一つ食べたが、まあまあである。