温泉

■温泉

 天気予報は雪であった。吉田拓郎さんの最後のアルバムに雪のアレンジバージョンが載っている。♪♪ゆっき でした~。数日前からくさのさんと登山の打合せをしていたが、大雪予報のため、難しいかなと感じていた。それなら、散策と温泉にしようとなった。

 8時30分ごろの待ち合わせであったので、セカンドオフィスに向かう。

 今日は、日曜日とあって若い方が多い。自分の二つ隣の席にも若い方が座られて、立ち上がられたので、トイレかなと思ったら、出口に向かわれた。座席にはショルダーバッグが置かれたままであったので、「すいません。忘れてませんか?」と声を掛けたら、笑顔で感謝された。やはり、若い方もこういうことがあるんだねと、他山に石にしようと心した。

 まずは、温泉場を先に決める。神代(こうじろ)温泉にした。その後、この近くの散策場所を検討する。すると、二上山が浮上してきた。数年は行っていないと思う。

 二上山万葉ラインに車を進めるものの、通行止めであった。それならと、学びの何とかから歩こうと向かった。車は入れたが、吹雪になった。傘も差せず、風も寒い。中止することにした。

 本命の温泉に向かう。ここへ行く県道も通行止めになっていたので、大きく迂回して別の道から入る。車一台がやっと通れるような幅の道を通って到着した。

 昭和にタイムスリップしたような雰囲気であった。温泉は良かった。源泉かけ流しである。源泉は透明であるが、鉄分が含まれているので、湯船の中に入り酸素と触れると濁る。湯温もちょうどいい。心行くまで湯に浸かり、体を洗ってから、再びもういいと思うまで十分に湯に浸かる。

 外は雪であったが、体は暖かさが持続してくれた。

 次に昼食である。朝が早かったのでお腹がペコペコである。満腹になりたいとうどん屋さんに向かう。自分は定番のカツカレーうどんの大盛りをたのんだ。なんだか、見本の写真に比べ、かつが小さい。これも、ステルス値上げの一種だろうか。

 くさのさんは、から揚げカレーウドンの大盛りであった。

 遠い記憶では、大盛りの場合はドンブリが違ったように思うが、並みと同じ丼のようだ。大盛りの基準を見直したようだ。

 それでも、満足してコーヒーを飲みに店に入る。清算も兼ねる。

 帰宅後、疲れが襲って来て居眠りであった。これは、温泉の効果だと考えている。寒い日は温泉に限るね。

■旅の思い出

 厳島神社へはフェリーでしか行けないようだ。列に並ぶ。

 大きな神社であった。途中の土産売り場も充実していた。もみじまんじゅうの店が多かったが、中に「揚げもみじ」という幟があり、列が出来ていたので並んで購入する。

 串に差してあったので、食べ歩きである。何か、独特の食感であった。

 鹿が至る所に歩いており、観光客と共存している。ウイズ人間である。それにしてもよく馴れていたね。