毎年恒例

■毎年恒例

 今日は天気がいいようだ。といっても雨や雪が降らないだけで、気温は低い。そろそろ、手袋をして外へ出なければならないと思いつつ、探す途中であきらめる。なかなか出てこない。最終手段は登山用の手袋かなあ。

 朝食は、今日からハムカツである。これまでの朝食に戻った。そして、寒いが徒歩でセカンドオフィスに向かう。今日はやりたいことがあった。といえば、聞こえはいいが、毎年やっていたのを忘れており、今日思い出したに過ぎない。

 やりたいことは、3つある。まず、パソコンのバックアップである。二つ目は、医療費の計算で、最後はエンディングノートの更新である。

 今日も、120円で過ごす。

 パソコンのバックアップは一番時間がかかる。なんせ、写真が多いので、これだけでも2時間はかかったようだ。もうUSBではかったるいので、SSDで保管している。

 次いで、医療費の計算である。10万円以上だと医療費控除を受けることが出来るが、残念ながらというのか、幸いにというのか、届かなかった。もちろん、家人の給与所得に対する控除である。

 最後は、エンディングノートの更新である。表紙の年を変更するが、その後真剣に漏れがないかを確認する。新しく増えたのはないが、無くなったのは削除する。

 ここで、漏れが見つかった。銀行口座である。今年から、夏の仕事の給与を振り込んでいる口座である。これを、追加した。やはり、毎年見返していても漏れはあるね。

 銀行で思い出したことがあった。まさに、抱腹絶倒である。初笑いになるかもしれない。マイナンバーカードで銀行口座と紐付けすると7,500円のマイナポイントが貰える。

 自分たちは、二人とも手続きは終わっている。可笑しいのは、銀行口座と紐付けすると当局に残高を把握されてしまうので嫌だという人がいるようなのである。これは面白いね。だいたい、個人の残高を把握する方法は太古の昔から、全部の銀行の口座情報を名前と住所などで並べかえれば、その人の全口座の内容が直ぐに把握できるのである。これを名寄せという。

 紐付けを嫌っている人は、暗に、自分は把握されては困るほどの大金を貯蓄しているのだということ、さらに場合によっては不正に所得を得ていることを、大ピロゲに宣伝しているようなものである。これが、おかしい。

 自分が税務署の職員の場合、まずは、マイナポイントを申請していない人から調べれば、いいかもしれない。

 昼食である。今日はソース焼きそばにした。麺は茹でた後に水洗いしてヌメリを取ったら、中央通りにある店の味に近くなった。ソースは、焼きそば専用にしたので、なかなかいいね。

 昼食後は、NHKラジオである。プレイバック70年代である。10分前に食器を洗い終わったのでゆっくりと部屋で寝ころんで、パソコンで聞く。今日は不思議なことが起きた。22歳の別れという歌が、風バージョンであり、昔ギターを弾いて挫折したことなど思い出していた。場所は、世田谷のマンションであった。ところが、その後2曲分ほど眠ってしまったようだ。記憶が無い。まあ、こういうことが、これから増えるだろうね。早めに免許返納を考えなければならないかも。

 いい気持で下へ降りて行き、かぶら寿司の下漬けを行う。先日、親戚からおおかぶをもらって来ている。大きいので1個だけにした。

 漬け込んでから、セカンドオフィスに向かう。ちょっと甘いものも欲しかったのでスイーツも付けた。まあ、210円もするので、いつもより贅沢である。

 ひとまず、バックアップが終わったので気が楽になった。

■「ヤットコスットコ女旅」(室井 滋著、小学館、2019年)を読む。

「近頃は低気圧や気圧の乱高下のせいで、“天気痛”なるものを訴える人も多いそうな。」

「この世の全てのものは、いつか滅びるのね」

「生きている人間の方が化けるものより怖い」

「本当に、どんどん世知辛くって不便な世の中になるわよねぇ」

「サクラケムシはモンクロシャチホコという蛾の幼虫で、桜の木に大量発生するのよ。」

「馬と鹿にはね、胆嚢がないの。足りないから馬鹿って言うらしいのよ。」

「年齢が上がると、どこの雑誌でも占いの生年月日表にも書かれなくなる~」

「~私は自分の知識の範疇で納得できる原因を知りたかった。」

「体内に帯電した静電気が認知症発症の原因にもなりうる」

「嫁入りに際し、実家で黒紋付や黒留袖を作るのが当たり前の時代が少しづつ変化している~」

「他人事じゃない。私だってその内、自分の意図せぬことが増えるであろうから。」

「クシャミするたびに霧状に噴き出される液体。ああ、堪らない。」