■ふきのとう
今日の天気はこの季節としては珍しく、降水確率ゼロ%であった。青空が広がり立山連峰がきれいに見えた。起き掛けにさて、どうしようかと悩む。実は、今日は実家を少し片づけ始める予定であった。しかし、この天気がもったいない。山へ行こうか、どうしようかと悩むこと少し。
何はさておき、朝食前に昨日採取したふきのとうの天ぷらを作る。一晩アク抜きして置いた。
朝食を食べてから、山は止めようと決めた。今日は徒歩でセカンドオフィスに向かう。途中、氷が張っていた。日陰は滑る。天気はいいが風が冷たい。
昼になったので出る。今日は蕎麦の日である。何かで見た蕎麦をつくる。長芋の中に卵黄を入れるのである。うまく行った。ネギもトロトロになった。ふきのとうの天ぷらも少し苦みがあるが、春のエグミである。余った白身は、長芋の残りとほうれん草と一緒に炒めた。
少し昼寝をしてからフォレストの準備作業を行う。その後、実家の後片付けも行う。
第二部のセカンドオフィスに向かう。ここで、フォレスト関連の作業を行う。今日の天気はもったいなかったね。
■「いつもの明日」(熊谷達也著、河北新報出版センター、2020年)を読む。(その1)
「実際、東日本大震災の時は、地震即停電という状況であったから、テレビは全く役に立たなかった。」
「他人の痛みや喜びを自分のことのように思い描いて心を寄せる働きこそ想像力で~」
「記憶の風化は怖いものだとあらためて思った~」
「コンパクトシティーの一番のポイントは、自動車に依存せずとも徒歩で全てが事足りる街であること~」
「~情報がないことに対する不安は全くと言ってよいほどなかった~」
「人間の心の奥底に潜む差別意識を軽く見てはいけない。」
「人口減少によって暮らしの維持が困難になるのは、むしろ大都市圏のほうかもしれない。」
「ことほどさように自転車乗りは、難行苦行が大好きな、とても我慢強い人種なのである。」
「~コレステロール値を改善するのに最も効果があったのは自転車漕ぎだった。」
「どんな時代でも、戦争は避けるべき悲劇であるが、私たちの現在が度重なる戦争や戦闘の上にあるのも事実だ。」
「~ブームというのは廃れるものだ。」
「自転車に優しい交通環境にあるということは、おそらく、人々の心にゆとりのある社会でもあるはずだ。」
「定期的に運動を、しかも有酸素運動をすることで、以前よりも明らかに健康になっている。」
「~散歩だけでは体重が減らないし、足腰の筋肉量もたいして増えないようだ。」
「~自分のあまりの無知さ加減に、がくぜんとしてしまったのであった。」
「よく言われることだが、勉強を始めるのに年齢は関係ないし、遅きに失することもないのだなと~」
「~歴史を学ぶという行為はサイエンスと一緒であるかもしれない。」
「戦争における被害者であった国民が、実は同時に首謀者でもあったとすれば、自分たちのしてきたことを、容易に次の世代に語ることができない。」