いろいろ

■いろいろ

 朝は、すっきり起きれた。寝すぎだろうか。いや、もっと寝ていてもいいくらいだ。直ぐに、体の異変を感じる。筋肉痛である。まるで、約束事のように登山の2日目で発症する。もちろん、我慢の範囲である。しかし、全身痛痒い状態では、何かと気ぜわしい。

 天気予報を見ると、今日は貴重な晴天と報じている。降水確率ゼロ%である。こういう日は登山だろうと考えるのが自然であろうが、どうもそこまでの気力が出ない。

 そこで、買い物をすることにした。買い物の予定を先に立ててから、その近くのセカンドオフィスへ向かう。

 ここは、めったに来ない店であった。電源がテーブル席にはなかったので、カウンター席で作業をする。コーヒーはショートサイズで120円である。

 昼前に店を出て、スーパーで買い物をする。目当ての品物が無かった。干物にする魚を探しているが、高い。サバかな、イカでもいいか。

 帰宅後は、実家の後片付けを少し行う。こういう作業は根を詰めてやるものではないと考えている。毎日、少しづつである。

 嫌になったので、部屋に入り、休む。少し動くと疲れを感じるので直ぐに休む。

 かぶら寿司が無くなっているので、次のロットのかぶら寿司をあげる。これは、ニシンかな。

 容器が空いたので、計画通りダイコンのベッタラ漬けを作る。やり方は知らないが、かぶら寿司と同様で考えている。下漬けしたダイコンにゆず、コンブ、トウガラシを入れて甘酒で締める。

 これが一段目である。

 これが、二段目である。板で押さえて重石をの乗せる。

 そして、やっと昼食である。今日はスパゲッティである。気分的にカレーかなと考えて最近オリジナルに加えたドライカレースパゲッティを作る。ちょっと、多かったね。パサパサし過ぎるので、もう少しべっとりした方がいいかもしれない。なんせ、ドライカレーの応用であった。ご飯の場合は、パラパラの方がいい。

 直ぐに動けない。20分だけ昼寝をする。全ての音をシャットアウトして眠る。

 しかし、12時30分からのFM放送を確認すると、なんといい歌である。あなたにエールだという。いつもは、スマホから聞いているが、今日は、スマホにイヤホンを付けて聞く。そして、なんやら元気が出て来たので、実家の後片付けを少しやる。

 その後、藁座布団を4個作る。これが、あると金網に食材の味が付かない。

 また、買い物である。朝とは違うスーパーへ行っていろいろ買う。そして、近くの喫茶店に入る。

 いつもの常連さんが手を振ってくれた。今日のBGMは昔聞いたことのある曲のカバーであった。自然に口ずさんでいた。そして、お約束通り居眠りである。何回か熟睡したようだ。

 今日のコーヒーも美味しかった。やはり120円のとは違う。

 喫茶店からの帰りに、三度スーパーに向かう。今探しているのは、全粒粉パンである。幸い見つかったので、朝はこれからこのパンにしよう。少し高いがいいだろう。

 なんやらかんやらいろいろと忙しない一日であった。

■「笑ってる場合かヒゲ1」(藤村忠寿著、朝日新聞出版、2020年)を読む。(その2)

「年寄りたちを取り残しちゃいけない。」

「そのダジャレはくだらなければくだらない方がいい。」

「お遍路を回っていると余計なことは考えられません。」

「でも、やがてどこかで自分にできることとできないことに気付くのが“成長”だと思うのです。」

「つまり僕には、そろそろ人生の終盤に近づいているという自覚があるのです。」

「~実際は余裕がないということより“過去を切り捨てていた”と言う方が正しいかもしれません。」

「過去を共有できるというのはそれだけでとても強固で、幸福な人間関係なんです。」

「人間は結局のところ変わらない。」

「僕は、知らない世界をまたひとつ知ることができた、それだけで十分な一年でした。」

「目の前のキビしい境遇を、僕らは“乗り越える”のではなく、“やり過ごして”いるのです。」

「必要なのは、全力でもがき苦しむ長い時間です。」