氷結

■氷結

 まさかここまで冷えるとは思わなかったというのが起きてからの感じであった。まずは、点検である。水は出たがボイラーがエラーになった。そうして、外へ出て道路の確認である。積雪はたいしたことはないが、ツルツルである。干していた洗濯物は、この通りであった。

 これを見て、口から出た言葉は、♪オー ヒョウケツ~であった。

 ここで思い出したが、このアンダーウエアはLLサイズで購入した。しかし、着れない。やっと着たら、全身の締め付けがひどい。そうして、脱げない。温泉場では、くさのさんに手伝ってもらって脱がしていただいたこともある。これは、サイズ札の付け間違いに違いないと、店に行くと、正札が無い物は返品できないことや、そういう仕様の衣類だと言われてすごすご戻って来た。心の中では、廃棄だなと結論付けていた。これは昨年のことである。

 ところが、今年はすんなりと着れるし、簡単に脱ぐことも出来る。そうして、今後も着続けようと決めた。厚手なので、凍るとこうなる。部屋干しというか、風呂場干しに変えた。

 こういう日は外に出ない方がいいと部屋を喫茶店仕様にして過ごした。コーヒーと音楽である。暖房は、最初は付けたが、暖まると消して毛布に包まった。

 疲れると眠りを繰り返すと昼になった。少し陽射しも出ている。

 今日はラーメンの日であるが、買い物はしていない。ある物で間に合わせる。久しぶりにマーボラーメンにする。

 まずは、醤油ラーメンを作る。

 ここに、焼き豚とシナチクなどを乗せれば、家系ラーメンに近くなるが、貧しいね。

 マーボ豆腐を上からかける。

 今回はなかなかいい味になった。決め手は砂糖だったようだ。しかし、分量はいいかげんなので、再現は出来ない。入れたモノは、鳥ガラ、麺つゆ、豆板醤、甜麺醤、砂糖である。具には、肉と豆腐の他には、ネギ、銀杏、サンショウを入れた。

 ラーメンが無くなったら、ご飯を入れて麻婆飯にして平らげた。

 家人は、雪のために職場が臨時休業ということで、ジムに行くという。そうして、図書館で予約本を取ってくるようにと指令が発出された。御意!

 歩いて向かう。積雪は大した量ではなく、雪もチラチラであった。しかし、寒いね。

 ここで、喫茶店に入り、暖房費節約を狙った。

■「医療民俗学序説」(畑中章宏著、春秋社、2021年)を読む。

「~医療が医者より古い~」

「“陀羅尼助(だらにすけ)”は、さまざまな症状に用いられる胃腸薬で~キハダの皮~」

「ウイルスはまた、生物と無生物のあいだに漂う奇妙な存在だといわれている。」

「自分の“終わり”や周りの人の“終わり”それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。」

「常ならざる事態に遭遇したとき、社会に流言蜚語が飛び交う。」

「~そうした日常生活、その体験を記録することの方がもっと重要であると思う」

「~“死者”の意向は反映されているのか~」

「われわれは馬を食らい、人を食らいて~」