最適解

■最適解

 今日の行動予定は良く考えなければ後手になる。どうする、ぜんち!である。昨晩から考えて、今朝目が覚めても行動が決まってないので起きられなかった。

 条件は次の通りである。

 ・眼科医の予約が入っている。ここは午前中は混むので午後から行きたい。

 ・12時30分からのFM放送を14時まで聞きたい。

 ・風呂も入りたいが、配管が凍結しているようでボイラーは動かない。

 ・実家の片付けにゴミ袋を購入してこなければならない。

 ・業務スーパーで食品の買い出しも必要である。

 ・図書館で借りている本が少なくなった。

 ・天気予報は午前中だけ降らないと出ている。

 連立7元方程式の解を求めなければならない。まずは、時間が決まっているモノは最優先にする。そうすると、12時30分まで出来ることを片付けようとすると、図書館と風呂と買い物である。

 次いで、14時からの眼科へ行けば良さそうだ。なんだ、簡単じゃないか。そう結論付けた途端、分刻みの予定になる。

 朝食を作り食べてから、ゴミ出しをして、一服する。9時には家を出れば良いが、家に居ると暖房費が嵩むので早めに図書館ロビーで暖を取りながら本でも読んでいたい。飲み物も必要だろう。ここへは、歩いて行くしかない。

 スムーズに図書館を出たと思ったが、傘を忘れたことに気が付き戻る。急いではいないが、最近信号で赤に合うと安心する。ああ、休めると。点滅では絶対に走らない。むしろ歓迎である。

 帰宅後、車で3分ほどのスーパー銭湯へ行き、1時間ほど入ってくると、12時前になった。そのまま、業務スーパーで買い物をして帰宅したら12時20分である。

 まあ、FM放送はスマホからイヤホンで聞いているので、聞きながら昼食である。

 今日は、スパゲッティである。寒いと辛いのが欲しくなるので、ソーセージエッグスパゲッティにした。辛さは一味だけである。何回振るのか忘れてしまうので辛すぎる場合もあるし、もの足りない場合もある。

 今日は、少し辛めで、まあうまく行った方だ。スープのポトフは昨日の残り物である。

 テレビを切り、音楽を聴きながら食事をしてからなご成って聞く。一味と生姜で身体はポカポカでファンヒーターも消す。いい音楽が流れている。少し涙ぐんだね。登山の時に元気づけるように口ずさんている歌も登場した。14時まできっかり聞くと、元気が出てくる。洗濯ものを干し、食器を洗ってから思い出した。干し芋が忘却の彼方になっている。

 確認してみると、だいぶ小さくなって白い粉も吹いている。これは、食べごろではないかと取り出した。

 断面が飴色になっておれば成功だと勝手に考えていたので、切ったら大丈夫そうだ。

 恐る恐る口に入れる。かっ、硬い!干しすぎのようである。あまり美味しくはないね。でも、素朴な味である。添加物などは使っておらず、自然乾燥である。

 そこで、根拠は無いが、これが本来の干し芋ではなかろうかと考える。

 また、予定が増えた。芋を買って干し芋の2回目にトライすることである。

 今日は、無駄な時間がなく、スムーズに動けた。これが、最適解だったのだろう。

 まあ、実家の片づけはせず、コーヒーも飲んではいないのだが・・・・・。

 今からでも行こうかな。

■「バカのすすめ」(林家木久扇著、ダイヤモンド社、2022年)を読む。(その2)

「本を何十冊読むよりもたくさんのことを学ばせてもらいました。」

「結局、好きすぎたお酒で寿命を縮めて~51歳の若さで亡くなりました。」

「人間はもともとバカな生き物ですが、お酒を飲むともっとバカになります。」

「お酒で命を縮めて~倒れてそのまま亡くなりました。」

「面倒なことを上手くひょいひょいとよけながら、自分が楽しく歩いていける道を進んでいける利口な人です。」

「一回きりの人生なんだからやりたいことをしよう」

「豊かな想像力と物事を俯瞰で見る視点があれば、小さな災難を楽しい出来事に変えることができる。」

「無駄遣いはいけませんが、使うべきときに使わないのはお金に失礼です。」

「何でも“同じ”にするのが“平等”なわけじゃないと思うんですよね。」

「いい時計をしていいクルマに乗っていても、当人は大きくならないんですけどね。」

「近ごろは、相手より上に立とうとしたがることを“マウンティング”と言うらしいですね。」

「いい歳になると、誰も“やめたほうがいいよ”と注意してはくれませんからね。」

「人にしてあげたことは忘れろ、人からしてもらったことは忘れるな」

「人間というのは、欲には弱いし、すぐ妬み嫉みの気持ちを抱くし、苦しいことを我慢できない。」

「自分が今うまくいっていないのは、たいていは自分のせいです。」