■体調悪化
昨晩から体調が悪化している。近いのは、肉体疲労である。あまり意識はしていないが、年齢に対して強度が強かったのだろう。耐えきれなくなり、栄養ドリンクを飲んだ。ひどい方であろう。
今朝は天気がいいので、歩いてどこかへ行こうかと考えていたが、昨日ほどではないが今一つの体調であったので、いつもどおりのセカンドオフィスで過ごす。
11時前には出ようと考えていたが、気が付いたら12時少し前であった。
やはり、変である。12時30分のFM放送をチェックしてから昼食である。今日は蕎麦の日である。前回、とろろそばを暖かい出汁で食べたらあまり美味しくなかったので、今日は正攻法で冷たい汁で食べる。
ニンジンの天ぷらも付けた。これは、夕飯の分どころか、明日の分までありそうだ。
これでも人参半分の量である。詰め放題のにんじんは大きかった。
昼食後は、実家の後片付けをする予定であったが、やる気が起きずパスする。街中まで歩くことにした。
出る前に、干し芋を取り入れる。一個食べて見たら、店で売っているのと同じになった。今回は成功のようだ。
街中からの帰り道、北風が寒かった。そうして、また体調が悪化した。冬山登山の時のように、力が入らなくなり、へらへらとなりそうになる。これは、いつもと違うぞと急いで買い物をして帰路に着く。途中、止まって休みたくなるのをこらえて歩く。もうすぐ、日が落ちる。寒いね。やっとかっと帰宅した。
夕飯前に、干物と干し芋の準備をする。
魚は高いが、アジがあったので、みりんに浸して干すことにした。
サツマイモも上三段に干した。
出来上がりが楽しみである。
夕飯後部屋で暖まっていたら、少し緩和した。この歳になると、いつ死んでも誰も不思議がらない年齢である。先日の腹痛に続き、今回の疲労と何かのサインに違いないと考えているのだが、分からないね。
■「森の文学館」(和田博文編、ちくま文庫、2020年)を読む。(その2)
「悪人ではない人間たちが善かれと思って勤勉にやっていることが、実はたいへんな問題を起こしていたりするわけです。」
「だから環境の問題というのは、人間の役に立つから残そうというんじゃなくて、役に立たないから残そうというふうに僕らの考え方を転換しないと解決しないと思うんです。」
「暴力というのは人間の否定面~人間の属性のひとつだと考えないと~」
「~生き恥をさらして、そんな思いまでして生きていたって~」
「七十になれば山へ行くことに、決まっていることだ。」
「すすんで過去を思い出しすすんでそれを諦めていく」
「かつでは、余剰を制限するさまざまな制動装置が、能率よく、かつ残酷に働いたのだ。」
「形式は不必要になれば滅びるだろう。」
「もの知りは増加したが、“生”の本質に触れることのない文明バカが家庭の実験をにぎりつつある現代の華やかな不毛への私の批判が~」
「月山は死の山であると共に、人々の営みを見守りつづける山~」
「森林は、あらゆる信じられない出来事が可能になる場所である。」