役員会

■役員会

 今日は夕方から役員会がある。こういう日は、なかなか予定が立てにくい。まずは、朝食前にゴミ出しである。今日も4往復であった。

 朝食はいつもと異なり、牛丼であった。

 さて、どうするかとしばし悩む。昨日の山歩きで足に軽い痛みがある。何はともあれ、いつものセカンドオフィスへ向かう。雨が降らないようなので徒歩にした。

 途中、昔よく行っていた喫茶店に貼り紙がしてあった。閉店ということであった。2年ちょっとしかもたなかったなあ。今の時期は、飲食店は値上げのチャンスである。この流れに乗って値上げしても自分以外の客はあまり文句は言わないであろう。

 その内、環境が改善しても値上げのことは忘れ去られ、値段ちゃ、上がっていくもんよと嘯いておれば、しのげるというものだった。これからは、分からないが。

 昨日のニュースで国民負担率が約50%と報じていた。これでは、北欧並みの水準である。違うのは、高福祉高負担の北欧に対して、今の時代は低福祉高負担になって居るという実感である。医療費も高いし、保険料も冗談のように高い。これまで、税金だけしかニュースにならなかったのが、国民負担率に焦点を当ててくれて、感謝である。

 今日は蕎麦の日であるが、何にするかを決めてなかった。まあ、掛けそばでもいいかなと考えながら帰宅した。そして、ひらめいた。干物を焼いて蕎麦に乗せようと!

 これまで、ニシン蕎麦しかやったことは無かったが、今回はアジ蕎麦である。

 干物の出来を確認する。

 全体的に小さくなっており、色もいい感じである。これを焼いてから乗せるのである。

 果たして味はどうか。アリである。というか、美味しいね。干物は、蕎麦に乗せるパターンと解してスパゲッティに和えるパターンが出来た。餃子は、揚げ過ぎである。

フキノトウの天ぷらはあまり評判が良くなかったので、今日も登場する。白いのは甘酒である。飲む点滴である。デザートにいちご大福も付けた。

 今日も満足な昼食であった。こうなると一日が充実して来るね。

 少し休んだ後に、実家の後片付けをする。少し無理をして腰をやりそうになった。注意が必要である。

 午前中だけで1万歩を越えてしまった。役員会へ行かなければならないが、車もかったるいので徒歩で街中のセカンドオフィスで過ごし向かうことにした。

 昨晩、家人と外食したことを思い出した。

 旨かったね。値段は昼食1週間分ほどに相当する。もうこの年齢になると、食に旨さを求めてはダメだろうと感じている。食は栄養供給源であるということである。

 流石に、食べた後は貧しい思いを感じたのは、自分だけだろうか。

 旨さを求めると、身を滅ぼすのではなかろうか。もっと言えば、値段も味の内ということを厳格に守るということだろうか。もうラーメンに千円近い支出は出来ない。

■「木材の物理」(石丸 優・古田裕三・杉山真樹編、海青社、2022年)を必要な箇所だけ読む。

「髄は初年に形成された後はその大きさを変えず、多くの樹種で直径が1~2mmである。日本産の樹種ではキリの役10mmが最も大きい。」

「~早材は放射径が大きく、細胞壁が薄く、主に通導要素として役割を担う。晩材は放射径が小さく、細胞壁は厚く、主に樹体の支持などの力学的な役割を担う。」

「~早材から晩材への移行~」

「辺材の柔細胞にあった貯蔵物質は心材化に伴って心材成分へ転化され、柔細胞から周辺の仮道管または木部繊維や道管へと移動し、細胞壁に沈着する。これにより心材木部の耐久性が上がる。」

「木理(もくり)とは、材面あるいは材中で、木材を構成する細胞の配列や方向を示す言葉~」

「肌目(はだめ)とは、材面における構成要素の大小、精粗、分布などの際によって生じる材面の状態を指す。」

「杢(もく)とは、通直木理以外の木理であったり、こぶがあったりするために、形成される工芸的な価値を持つ材面の模様をいう。」

「道管を持たない広葉樹として、日本産ではヤマグルマとセンリョウが挙げられる。」

「~ミクロフィブリルとは、多数のセルロース分子鎖が束ねられた細胞壁中での構成単位である。」

「普通髄から15~20年輪までの木部が未成熟材にあたる。」

「~樹幹軸にほぼ直角に現れるしわのような座屈線をもめという。」

「凍裂~寒地に成育される樹木に生じ、この原因は心材の水分状態と樹幹内部の欠点(割れ目など)にあるとされる。」

セルロースはD-グルコースがβ―1,4グリコシド結合した直鎖状のホモポリマーであり~」

「肥大成熟過程においてセルロースミクロフィブロイル間隙にリグニンが充填されることで木化が進行する。」

「ヘミセルロース細胞壁内ではセルロースと水素結合により会合し、リグニンとは化学結合して存在する。」

「~全乾状態、すなわち100~105℃の雰囲気下で質量が変化しなくなるまで木材を乾燥し~」

「~日本で最も代表的な樹種であるスギの全乾密度の平均値は0.35g/㎤である。」

「~木材の外部体積の半分以上が空気で占められている。」