粉もん

■粉もん

 今日は朝から雨予報であった。こんな日は、実家の後片付け中心にしようと決めていた。昨晩のEテレの植物の生存戦略の新シリーズをオンタイム見ており、腹を抱えて笑い転げていたので、ゆっくりと起きるつもりであった。しかし、脚に強い筋肉痛を感じる。これまでは、登山の翌々日であったが、今回は翌日である。

 こんな状態ではまともな生活は送れないと考えていたが、少し動いていると痛みは忘れてしまった。

 朝食を食べてからセカンドオフィスへ向かう。家人より買い物指令が発出されていたので、めったに行かない店になった。買い物があるので、少し早めに店を出る。

 移動中に、知人のTさんからランチのお誘いが入った。もちろん、大丈夫である。待ち合わせを買い物後に時間帯にしてもらって、公園でピックアップしてもらう。

 さて、どこへ行こうかとなったが、テレビで取り上げていたお好み焼き屋さんに行こうとなった。この時期だと、そんなに混んではいないという判断であった。

 11時20分に店の前についたが、準備中の札が掛かっている。ドアに貼ってある業務時刻を確認したら、11時30分からになっていたので、外で待つことにした。

 しかし、一人のご婦人がスタスタと戸を開けて入っていったではないか。そうして、自分たちを手招きしてくれた。まあ、もう数分なので問題はなかろうと二人で入店する。

 店はこじんまりとしており、テーブル席は2席しかない。驚いたのは、開店前であるが、鉄板の上には何枚ものお好み焼きが焼かれている。

 メニューもあったが、普通のお好み焼きや焼きそばはいつでも食べることができると考え、この店でしか味わえない、クレープ焼きそばのミックスにした。

 ビジュアルもいいが、量も多い。やっとかっと食べ切った。具がたくさん入っており良心的な店であると感じた。

 知人のTさんである。

 自分は、フォレストリーダー活動などで人前に出る機会がたくさんあるので、顔をケアしている。歳を取ると汚くなるので、子供がケア用品を送ってくれた。こんなもん使ったこともないが、顔に沁みができたので、少し前から使い始めたら、沁みは薄くなった。

 こうして、写真をみてもあまり分からなくなった。これからも続けよう。

 昼時なので、新しいお客さんが来ると席がないので、早目に出ようと考えていた時、あんたら時間はある?と聞かれた。お金は無いが時間はあると考えているので、素直にあると応える。そうすると、コーヒーが出て来た。これには、驚いたね。

 自分の常識からすると、早く客を帰らせて回転率を上げることが売り上げ向上のやり方である。しかし、この店は、真逆な対応であった。

 店の中も活気があったね。声が大きいだけでなく、明瞭である。大きな声であったが、迷惑にはならない。後から来た客も94歳というのに、しゃきしゃきに喋っている。

 さあ、昼食後は公園散策が常であった。しかし、雨脚が強くなっている。方針変更で、たこ焼き屋さんに並ぶ。感謝セールでサンキュウで390円ということで、多くの人が並んでいた。

 1時間は並んだと思う。久しぶりに食べると美味しかったね。今日は、粉もんの日になった。

 帰宅後、いろいろとやる。まずは、昨日アジを買ってきたので、干物にする。

 干し芋はちょうど食べごろなので、皿に盛る。

 昨日、フキノトウを採ってきた。家人にどうしたいか聞いたらフキミソということだったので、作る。フキノトウが少ないのであまり上手くできなかった。

 毎年、三種類の味噌で3種類のフキミソを作っている。これは、大きくなってもいいので、まだ機会はある。

 帰宅後は、12時30分から放送されるNHKーFMをラジルラジルで聞く。今週はいい歌が放送されるようだ。毎日の楽しみが増えた。

■「安曇野」(臼井吉見著、筑摩書房、1965年)を途中まで読む。

「白馬の白は、代かき馬のしろで、色の白じゃない、色で言うんなら黒馬なんだ」