尖山

■尖山

 朝は気持ちよく起きれた。天気予報は晴れを指している。体の方も絶好調とまではいかないが、少なくとも悪くはないようだ。今日のような日は、春の出会いを期待したい。 

 尖山へ向かう。まあ、マンサクだけでも出会えたらいいか、と考えて歩き出す。駐車場は7~8台停まっている。

 分岐に来た。いつもは、ここから右へ向かい九十九折の舗装道路を歩くのであるが、長い。今日は、この道を進み直登ルートを使うことにした。

 直ぐに、ショウジョウバカマに出会う。今年初見である。

林道との合流点である。

 これは、キンキマメザクラではないか。ラッキーであった。この時期の観察会にはこの花をターゲットにした催しもある。

 おなじみの登山口に到着である。

 水場に来たので、一杯いただく。ここの水は旨い。先人の中には、山へ入っては、山の水を飲むべしと記した人もいた。

 この時期、滝のようになる。

 これは、確かシロガネソウだと記憶していたが、調べるとアズマシロカネソウとあった。

 この辺から、尾根部というのか、陽射しの当たる場所になる。

 ヒメカンアオイが成っている。ということは、これを食草にしているギフチョウにも出会える可能性がある。まあ、むずかしかろうね。

 暖かいいい道である。

 ここで、足が止まった。林の中の赤いリボンである。ここは、栃津方面から東回りコースを進むときのゴールである。昔、道なき道を半分迷いながら来たことを思い出していた。

 おお、タムシバにも出会えた。

 もうすぐ、登頂である。

 やったね。ギフチョウである。春先はすばしっこいので、なかなか撮影は困難である。これは、推定であるが、土からミネラル分を摂取している最中かもしれない。スマホでここまで大きく撮れたのはラッキーであった。春の妖精である。

 ヒサカキであるが、赤い。自分が知っているのは、真っ白い花である。同種か別種か、どうでもいいで種。

 マンサクに出会えた。この山にはなかったという記憶があるが、多分その時期には来ていないのだろうな。

 登頂である。その辺の三人組に撮ってもらった。

 こんな標識あったかな?

 これはシュンランである。超ラッキーであった。

 こっちは、タムシバとマンサクの競演か。

 イワウチワも咲いていた。この場所だけに群生しているようだ。

 下山である。また、あの寒い場所を通りたくなかったので、別コースで下る。

 夏椿峠コースである。

 ロープの助けを借りながら下るが。こんなに急で長かったかね。

 この花の切れ込みと鋸歯の大きさから、ユキツバキであろう。

 クロモジはもう少しである。

 やっとこさ、峠に到着である。ここからは、緩い下りである。

 標識は半分になっている。栃津方面のは無くなっていた。まあ、道はないので仕方がないか。

 途中、少しぬかるみがあったが、総じて歩きやすい道である。

 以前も撮ったが、ここへ行ったことは無い。頂上より展望があるということは考えにくいので気が進まない。

 下山である。ああ、楽しかった。

 帰宅後は、少し遅くなったので、FM放送を先に聞く。プレイバック60年代である。

 そして、昼食である。今日はあんかけ堅焼きそばにした。市販のルーは塩辛いね。

 昼食後は昼寝である。洗濯物を取り込んで、セカンドオフィスへ向かう。

 今日は少し高いアイスカフェオレにした。