感無量

■感無量 
 朝は、朝食を自分で作って早めに出かけようと構えてきた。ファンヒータの前でうとうとしていたら、家人が朝食を作ってくれたので、それも食べる。出発が遅くなった。
今日は、一眼レフを下げての出勤である。
 近くの家の庭先に変わった鳴き声の鳥がいるので、カメラを構え凝視していたら、飛び去ってしまった。ヒヨドリぐらいの大きさであった。
 天気が良かったため、電線の鳥を撮るべき日陰の方を歩いたが、こういう時に限っていない。結局、何も撮らなかった。
 今日は最後の出勤日である。大きな大きな花束、耳当て、靴下、お遍路の本が部屋にある。付いてたメッセージは、台紙に貼り付け永久保存とした。
 多くの人に支えられて今の自分がいる。どれだけ感謝しても足りないほどである。
 まだ、実感は湧かないが、何かすがすがしい気持ちに覆われている。
 感無量!
 あれほど、苦しめた「ウイ虫」が活動していない。まるで、小説の世界のようだ、肋間神経痛も治ったようだ。